おもしろい本を読みました。この夏、一番の収穫かも。
短編集です。静によりそって元気つけるような作品ばかり。
寺地はるなは、児童文学と読みごごちが似ている気がします。だから、気になって読んでしまいます。
この本は、たくさんの中学で入試にでたということで話題になっているみたい。
三年くらい前からでしょうか。
入試に使われたというのが、作品の価値のひとつになって、宣伝するようになっていますね。本の価値を示すのも、いろいろ変遷していくんですね。
受験をする子が、本を読むからというのも、あるのかな?
さて、今日は、朝から施設の母のところにいきました。94才の母は、元気ですが、なんかかたよったボケかたをしています。
とにかく、「盗られた、盗られた」と、大騒ぎ。
いっしょに探すとあるのだけど、視界にはいらないと、即、盗られたとわたしにメールがきます。助けてと。
そうなると、わたしが行くまでメールが続きます。
メールができるって、まだ、ボケてないっていわれるけど、ちがいます。
四六時中、わたしのスマホには、母からのメールが。
助けてメールが、どこにいっても、ついてきます。
施設では、ところかまわず親戚に電話して、施設の悪口をいってしまう人もいるといっていました。
高齢化とケータイ、そのうち、ひとつの社会問題になるかも……。