赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

版を重ねてますーー☆

2011-06-05 08:43:36 | 日記
岩崎書店でだしたアンソロジー『平成うわさの怪談』のシリーズが順調に版を重ねています。今回きたお知らせで8刷り。最初の原ゆたかの絵の頃のは、10巻を超えているでしょう。こわい表紙がとても目立ちます。

わたしは、このシリーズ4作、書かせてもらいました。なかなかアンソロジーでもここまで版をのばすものは少ないです。毎年少しずつでも版が重なっていくのは、書き手としてなによりうれしいものです。

ただ、やはりこわい話ばかり売れるというのも、どこかもどかしい気もします。
やはり、本当に書きたかったものが売れてくれるのがいいのだけれど……。

わたしの中では同じ岩崎書店でつくった南塚直子さんに銅版画をしてもらった『のはらのスカート』が、もっと出てほしいなっと思っています。先生方、本屋の方々の評判も上々だったから。それに、無理して書いてくださった南塚さんのためにも、売れてほしい気がしています。
でも、これがなかなか……。
世の中、うまくいかないものですね。
でも、そうだからこそ、おもしろいのですよね。