JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

FT8はHAM RADIOを葬ったのか

2022-08-26 16:57:49 | FT8
 曇り空の一日。少し暑さが和らいだ感じで、今朝などはちょっとヒヤッと感じ
ました。もう秋はそこまでやってきているようです。

 さてTwitterでDX Worldがこんな画像とともにアンケートを募っておりました。

 Digi moodがこんな美人だといいのですが、HAM RADIOは死んでしまったのか?
 FT8がこの世に出てきて5年が過ぎ6年目に入っております。
 私はその前のJT65から楽しんでおりますが、JT65時代はまだCWやSSBの方が
運用時間は多かったです。
 しかしFT8の登場ですっかりSSBやCWの運用がなくなりました。
 いまも時々、SSBやCWを聞きますが、最近でこそコンディションが良くなっ
てきつつありますから、受信出来る信号も増えてきておりますが、FT8の静かな
交信に比べるととても騒々しいと感じてしまいます。ときどきもうSSBやCWに
軸足を戻すことは無理なのかとも思います。

 FT8はHAM RADIOを棺桶に入れるどころか、サイクル24の終末期の悪コンディ
ションからHAM RADIOを救ったのではと思うのです。
 SSBやCWが中心の時代にはDXCCなんかとても無理だったという局がコン
ディションが低迷している間にFT8のおかげでDXCCを獲得したという事実は
沢山あります。
 多くのアパマンハムがDXを楽しめているのもFT8があったからだと思うのです。
 ですからFT8がSSBやCWを主流から引きづり降ろしたのは事実ですが、葬った
というのは違うと思うのです。
 もしここ4,5年のコンディションでFT8が無かったら、どんなにつまらない事
だったかと思うと、とてもFT8を恨んだりできないでしょう。
 あの6mのマルチホップの盛り上がりもなかったのではと思います。
 SSBもCWもほぼDXCC的には終わっている身にとっては、これから先、さらに
コンディションが上向いても、FT8を止めて元のCW,SSB中心の運用には戻れない
のではと思っております。
 いまだ30近く残っているDIGI MODEのDXCCのHR入りを目指して頑張るのが
当面の最終目的です。

 
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