JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

40mのバーモント州

2021-02-04 21:00:27 | FT8
 朝は7時より40mのLPにアンテナを向けて、Wの東海岸の局を探しました。
 もうほとんどLPのWは見えなくなりました。季節的にLPは終わったのかも知
れません。ところがKK1Lというバーモント州の局がFMにレポートを送ってい
るのが見えました。40mのWASで残っている2つのうちのひとつがバーモント州
です。KK1Lが73を送った瞬間にコールを開始しました。VTからカリブを狙って
おれば、アンテナはもしかしたらビームをLPの方に向けているかも、と勝手に
思い込んでしまいます。
 結果はTX watchdog time制限を越えて12回ほどもコールしましたが、振り向い
てももらえずでした。結局NCのK5EKと交信したのみでした。
 今年の冬の到来を待たねばローバンドでの交信は無理なんでしょうね。

 宵の口のSPのWは精々TXあたりまでしか見えてきません。

 福岡のOMと電話していましたら、LP-PANがもうネットを探しても無いとの
こと。といってのLP-PANとは何ぞや。という方も多いことでしょう。
 ElecraftのK3やFTdx-5000などのIFに接続してパナダプターを実現するSDR受信
機です。もう今の時代LCD付のTRXが当たり前の時代ですから、姿を消していくの
も、当然でしょう。
 FTdx-5000を愛用している私にとってはずいぶん楽しませてもらったアイテムで
す。今のようにFT8が流行する前、SSBやCWのスプリット運用の際、DX局が何処
をピックアップしているかが、モニター上に映し出され、重宝したのもです。
 いまはトランシバーのIFでも、アンテナを分岐しても使えるSDR受信機が当たり
前の時代ですから、もうLP-PANのでる幕ではないでしょう。
 ほんの何年間かの命だったのでしょうね。
 未だに愛用しております。でも出番はあまりなくなってしまいました。
 DXに対するコンディションが上昇し、またSSやCWの運用が盛んになればFTdx-
5000を使っている限り、大いに役立ってくれるものと思います。
 なんといっても、TRXの小さなLCD窓ではなく、大きなモニターに映し出される
パナダプターは使いやすかったです。
 TRXにLCD窓をつけるのは早くからICOMが手がけていましたが、へそ曲がりの
私の主義として、まだLCDも結構高かった時代ですし、そんなものにお金を掛ける
より、無線の基礎回路にお金を掛けるべきというものでした。
 でもICOMはまだモノトーンのLCDの時代から使い続けているのですから、その
先見性はすごいと思います。いまではカラーのLCDが付いているのが当たり前の時
代になっております。恐れ入ります。
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