リオ・ブラボー

　日が変わったごろから弱い雨になりました。
　日中も雨模様、植物が雨を欲しがっているのでしょう。
　この雨が、栃木の山火事の現場に届けばいいのですが、どうも関東に行く前に
太平洋に抜けていく予報のようで残念です。
　迫り来る山火事は怖いでしょうね。手の施しようがないようで、自衛隊などの
ヘリコプターからの散水ぐらいでは、火勢を鎮めるに至らないのでしょう。
　暗くなるとヘリも飛べないから、夜間は人力により間隙を広げる作業ぐらいな
んでしょうか。
　一日も早い鎮火を祈るのみです。

　我が家のDVDプレイヤーはあまり使うことなく、年代ものになっているので、
レンズでも磨こうと蓋を取ってみました。
　綿棒で表面のほこりを取るしか出来ませんが、無事に再生できるかと、棚から
取り出したのが、昔の西部劇「リオ・ブラボー」でした。
　なんとか無事に再生できる事を確認して、またTVのボックスに収めました。
　
　午後からNHK BSで偶然ですが、今日の映画は「リオ･ブラボー」でした。
　そのまま久しぶりに鑑賞しました。
　この「リオ・ブラボー」が一番面白い西部劇映画だと思っており、大好きな
映画です。
　思えば昔、パイオニアのレーザープレイヤーを使っていたとき、2枚になった
デスクを買い求めたことがあります。そのきれいな画像に驚いたのを覚えてお
ります。しかし、いつの間にかレーザープレイヤーは廃機種になり、盤もどこか
に行ってしまいました。
　いまはDVDで、偶に楽しんでおります。
　ガンファイトあり、恋もあり、歌もディーン・マーティン、リッキー・ネルソン
が息のあった「ライフルと愛馬」さらに好演のウォルター・ブレナンと三人で
「シンディー」他の西部劇にはないハワード･ホークスの代表作ではないかと思い
ます。もちろん主演はジョン・ウェインで、恋の相手役はアンジー・ディキソン。
　映画館で見たあと、丸腰のジョン・ウェインに、リッキー・ネルソンが立てかけ
てあるライフルを投げ、それを受け取って引き金を引く時間がコンマ何秒で、ライ
フルを投げたあとリッキー・ネルソンが拳銃の早撃ちで、二人を倒す最大の見せ場
が話題になったものでした。
　これほど娯楽に徹した、面白い西部劇は他には無いだろうと思います。
　いまどき、西部劇なんていわれそうですが、西部劇映画を楽しみにしていたのが
わが青春だったように思います。