スウィングエコーズ 第30回定期演奏会

　大分市で活躍するスウィングエコーズ・ジャズオーケストラの定期演奏会が
昨夜iichiko総合文化センター　音の泉ホールでありました。
　雨がまだ少し降ってている中、久しぶりに外出しました。
　昨年は義兄の葬儀のため聞きに行けなかったので、久しぶりに生の音を聞く
ことができました。
　コロナ禍ということで、会場入り口で検温され、席もひとつ置きに着席する
という対策です。それども満席の状態で、人気のほどが知れます。
　毎回、中央の有名なゲストが招かれるのですが、こういった状況ではそれも
適わず、地元で活躍するクロミィという地元の短大の声楽科出身の女性歌手で
した。
　メンバーもかなり若返っているようでした。
　相変わらず、それぞれのパートのソロ演奏者はいい音を出して楽しませてく
れました。
　2部構成で、第1部は5曲も演奏、2部はゲストのクロミィさんをフーチャーし
た5曲で、ほとんどがアメリカの大きな楽団のなじみのある曲目でした。
　1部の最後のCaravanはベンチャーのギターとドラムでよく聞きましたが、
スウィングとドラムもいいですね。ドラムソロも力が入って、なかなかの演奏
でした。
　2部のサッチモの有名なWhat a Wonderfull Worldをクロミィが歌いましたが、
これだけの楽器をバックに負けじとあの細い体から声を出して歌うのは、大変
だろうとおもいながら聞きましたが、音響のMixingの関係か、声が聞き取り難
かったです。
　本当に2年ぶりに聞きましたが、やはり生の演奏は楽しいです。
　コロナに振り回されている世の中で、こうした演奏会が企画しにくい状態で
あるのは残念ですが、これまでの入場者数の半分で開催してくれて、ありがとう
と感謝したいです。
　久しく夜外出していないかったので、夜間の運転、それも雨上がりの道路で
対向車の明かりが目にしみました。