waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

検証・安房鴨川駅

2007-11-06 01:12:12 | 移動円滑=バリアフリー
地元の方から現場をみてほしいという声を受け、千葉県鴨川市のJR安房鴨川駅にいきました。この駅は今年度の鴨川市の予算でエレベーターが建設予定。関連工事で、駅ホームのかさあげ工事が先にできました。しかし、私はガテンがいかない。この駅には東西の駅構内を横断する自由通路。佐原、銚子の2駅と合わせ昨年3月に駅舎がニュアル。ガテンいかないのは合併前の旧鴨川市の考え。バリアフリーと駅舎工事は一体でということを耳にしています。ところが現実はバラバラ。それをリアルに象徴するのはこの駅の1番線。昨年の工事でやればいいものを、ホームのかさ上げで、車椅子用スロープとそうでない通路を設けました。逆に通路を狭め、おそらく、車いすの方も場合によっては通れない方がでる可能性があります。一番ひどいのは将来、橋上駅舎前提で建設している東西の自由通路。昨年、駅舎がJRの自腹で工事。今回のエレベーター工事も南側に建設予定。これでは一体的な公共工事とはいえず、予算でもあらゆる手続きで無駄が生じる。鴨川市は
市民の方に疑問を投げられたらどう対応するか。近年、合併した旧天津小湊町の住民の方の感情含め、説明が必要です。最後にバリアフリー新法による基本構想策定作業中というタイミングであり、当事者の声を聞いてからでも遅くないと思います。役所の実績主義が優先なのか。そうであれば、利用客、当事者不在といわざるをえません。万一、我が南房総市においても同様のケースが出れば待ったをかけたい。しかし、それに近い事例は発生しています。あらためて別の投稿で。
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