waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

鉄道駅の放送

2008-01-12 00:59:32 | 鉄道問題・民鉄以外
私の地元、JR内房線を目安に書きます。
駅の放送は会社直営と業務委託の駅は自駅で放送は可能です。簡易委託と終日無人の駅は管理している駅からの放送しかできません。夜間無人化駅は自駅と管理駅の両方の放送装置があります。また、昨年の観光キャンペーンを受け、青堀駅から那古船形駅まで自動案内放送がつきました。うち竹岡駅は1番線しかスピーカーがないので注意が必要です。
最近、ワイヤレスマイクを使っての放送がJRでも普及しました。しかし、関東の私鉄である京浜急行は乗務員、駅員ともワイヤレスマイクを携帯して案内放送をしています。
必要な情報を流す姿勢は京急はしっかりしています。JRは事情はわかりませんが、駅または支社エリアによって対応が全くバラバラ。これは明らかなバリア行為です。
ろうの方に必要なのは画面に出される文字や数字。LED装置の案内板はまだまだ。館山駅にやっと設置したぐらいです。確かバリアフリー新法のガイドライン案の参考事例で、そういった装置が必要であることが記載されました。せめて各駅にある、列車接近表示をお客様でも確認できるよう、業務用から転用できないか。
最後に。昨年、群馬県の吾妻線に行きました。電車がいつくるかわからない。問い合わせをしたいが連絡先を公表しない。最近のJRの対応は携帯やインターネットばかり重視。各地域の最新の列車運行情報を簡単に出そうとしない。私は駅事務室にある業務用放送、列車無線のスピーカー、また、だいたいの列車ダイヤは頭の中にいれていますので、時計を見て遅れていればある程度の予測を立てて判断します。こうまでしなければ情報を知ることができない。そのことを全く理解していないのが鉄道会社の上層部であります。わかりやすくいえば仕事に誇りを持つプロが減っている証拠です。
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