人のせいにする前に

本日の東京新聞の朝刊社会面。
与党の厚生大臣経験者がこんな発言。

厚生労働省の仕事の成果をほとんど評価できないような論評ばかり。その結果、不満を爆発させ、制度の構築に携わってきた人に対する理不尽な行為につながったとすれば、本当に残念。そういう風潮を作る上でマスコミも考えてもらいたい。責任があるのは、あれが悪い、これが悪いという国会の議論。

ようはマスコミや野党の言動が、あのような事件が、という想いのようです。

今回被害にあわれた関係者を存じている上での発言であれば、わからないわけでもないです。

しかし、批判にさらされている部分が、ないがしろになるようであれば、話が違う。
もちろん、地道に役所で従事されている方は、たまらないです。しかし、組織全体に問われている事であれば、組織の一員として受け止め、それに応えることが、評価につながります。
時期が時期です。
経験者として思っていることはあるにせよ、発言には慎重さが必要と思います。