伊藤ファミリーBLOG

「緑のgoo!」のテンプレートに変えてみました!
(注:コメントスパム・TBスパムは予告なく削除させていただきます)

【COGHCC聖書通読】 2019/06/28

2019-06-28 07:55:14 | 一日一章・聖書通読日記
創世記 15:1-6

これらの事の後、主の言葉が幻のうちにアブラムに臨んだ、「アブラムよ恐れてはならない、わたしはあなたの盾である。あなたの受ける報いは、はなはだ大きいであろう」。 アブラムは言った、「主なる神よ、わたしには子がなく、わたしの家を継ぐ者はダマスコのエリエゼルであるのに、あなたはわたしに何をくださろうとするのですか」。 アブラムはまた言った、「あなたはわたしに子を賜わらないので、わたしの家に生れたしもべが、あとつぎとなるでしょう」。 この時、主の言葉が彼に臨んだ、「この者はあなたのあとつぎとなるべきではありません。あなたの身から出る者があとつぎとなるべきです」。 そして主は彼を外に連れ出して言われた、「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみなさい」。また彼に言われた、「あなたの子孫はあのようになるでしょう」。 アブラムは主を信じた。主はこれを彼の義と認められた。

これらのことの後、すなわちアブラムが捕虜となった甥のロトを的の手から救い出しサレムの王メルキゼデクから祝福を受けた後、主なる神が幻の内にアブラムに現れて、あなたの受ける報いは大きいと御声を掛けられました。しかし跡継ぎとなる子のいなかったアブラムには、どれほど祝福を受けても結局は他人のものになってしまうのだという思い煩いがありました。そこで主はアブラムを外に連れ出し、満天の星の煌めく夜空を見せて、あなたから生まれる子孫はあの星のように多くなると約束されました。何の確証もない荒唐無稽な約束を信じたアブラムの信仰を見て、神は彼を義と認められました。義とは善悪の基準ではなく、何一つ疑わず神に聞き従う信仰に基づく真っ直ぐな決意表明です。

https://www.bible.com/bible/81/gen.15.1-6.ja1955

*****

創世記 15:7-11

また主は彼に言われた、「わたしはこの地をあなたに与えて、これを継がせようと、あなたをカルデヤのウルから導き出した主です」。 彼は言った、「主なる神よ、わたしがこれを継ぐのをどうして知ることができますか」。 主は彼に言われた、「三歳の雌牛と、三歳の雌やぎと、三歳の雄羊と、山ばとと、家ばとのひなとをわたしの所に連れてきなさい」。 彼はこれらをみな連れてきて、二つに裂き、裂いたものを互に向かい合わせて置いた。ただし、鳥は裂かなかった。 荒い鳥が死体の上に降りるとき、アブラムはこれを追い払った。

アブラムに現れた神は、このカナンの地をアブラムに受け継がせるためにカルデヤのウルからここまで導き上った主であると、ご自身を明かされました。しかしまだ確信を得られなかったアブラムは、主に向かって、どうしてそれを受け入れることができますでしょうかと問いかけます。そのアブラムの素朴な問いかけに対して主は、ここに3歳の雌牛と、3歳の雌やぎと、3歳の雄羊と、山鳩と、家鳩のひなを連れてくるようにと命じられます。一件、何の脈絡もないように見える記述ですが、これは中東地域での契約の儀式に必要な準備でした。これらの犠牲の動物の身を半分に裂いて、契約に関わる当事者同士がその間を通り過ぎることにより、もし契約を破ったならばこの動物のように切り裂かれるという、命を懸けた契約の儀式でした。日本でも「指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ます」という約束を交わすときの常套句がありますが、それと同じ、否、それ以上の命懸けの契約の儀式です。そしてアブラムは契約の相手である主を一日中待ちました。私たちも約束を守ってくださる主を待つ覚悟と忍耐が必要です。

https://www.bible.com/bible/81/gen.15.7-11.ja1955

*****

創世記 15:12-16

日の入るころ、アブラムが深い眠りにおそわれた時、大きな恐ろしい暗やみが彼に臨んだ。 時に主はアブラムに言われた、「あなたはよく心にとめておきなさい。あなたの子孫は他の国に旅びととなって、その人々に仕え、その人々は彼らを四百年の間、悩ますでしょう。 しかし、わたしは彼らが仕えたその国民をさばきます。その後かれらは多くの財産を携えて出て来るでしょう。 あなたは安らかに先祖のもとに行きます。そして高齢に達して葬られるでしょう。 四代目になって彼らはここに帰って来るでしょう。アモリびとの悪がまだ満ちないからです」。

日中は何も起こらないまま主を待ち続けたアブラムは、夕暮れ時になって睡魔が襲います。すると深い闇が彼に臨み、そのとき主から声が掛かりました。それは今後アブラムの子孫がどのような生涯を辿るかという預言の言葉で、なんと出エジプトの予告までなされました。多くの人は神の約束は自分の身に起こるものと思いがちですが、神はそれ以上のこと、何百年も先のことまでご計画の内に入れて契約を果たされる、壮大なスケールのお方です。

https://www.bible.com/bible/81/gen.15.12-16.ja1955

*****

創世記 15:17-21

やがて日は入り、暗やみになった時、煙の立つかまど、炎の出るたいまつが、裂いたものの間を通り過ぎた。 その日、主はアブラムと契約を結んで言われた、「わたしはこの地をあなたの子孫に与える。エジプトの川から、かの大川ユフラテまで。 すなわちケニびと、ケニジびと、カドモニびと、 ヘテびと、ペリジびと、レパイムびと、 アモリびと、カナンびと、ギルガシびと、エブスびとの地を与える」。

そしてすっかり日も暮れたとき、煙と炎が契約の動物の間を通り過ぎます。このときアブラムは動物の間を通り過ぎませんでした。これは、たとい人が契約を守らなかったとしても、神は必ずこの契約を成し遂げるという、神の一方的な契約を表します。そしてこの契約で神が約束された地域は、ダビデとソロモンの時代に現実のものとなります。アブラムからソロモンまでのイスラエルの歴史を見ても、数々の紆余曲折がありましたが、その契約は果たされました。たとい私たちは不誠実であったとしても、真実な神は必ず祝福の約束を果たされるお方です。

https://www.bible.com/bible/81/gen.15.17-21.ja1955
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【今日の聖句】 2019/06/28

2019-06-28 06:35:07 | 今日の聖句
フィリピの信徒への手紙 4:6 新共同訳

どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。

思い煩いの正体は、実際には起こってもいないことを恐れる心です。私たちを災いから遠ざけ、良きもので満たしてくださる神に信頼して、祈りと願いと感謝をもって、まだ見ぬ未来へと不安に勝利する私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/php.4.6.新共同訳
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする