ヨハネの黙示録 10:1-4
わたしは、もうひとりの強い御使が、雲に包まれて、天から降りて来るのを見た。その頭に、にじをいただき、その顔は太陽のようで、その足は火の柱のようであった。 彼は、開かれた小さな巻物を手に持っていた。そして、右足を海の上に、左足を地の上に踏みおろして、 ししがほえるように大声で叫んだ。彼が叫ぶと、七つの雷がおのおのその声を発した。 七つの雷が声を発した時、わたしはそれを書きとめようとした。すると、天から声があって、「七つの雷の語ったことを封印せよ。それを書きとめるな」と言うのを聞いた。
第七の角笛が吹き鳴らされる前に、一人の強い御使が現れます。頭に虹、太陽のように輝く顔、火の柱のような足と描写された容姿は、キリストの栄光の御姿でさ。そして手には開かれた巻物を持っています。封印を解くことのできるのは、キリストただお一人でした。海と大地を踏みおろし、獅子のような雷鳴で語る言葉を書き留めようとしたところ、天からその言葉は封印せよとの御声がかかりました。神の定められた摂理は、すべてが明らかにされるのではありません。私たちは時折、神様の御心がわからなくなることがあります。しかし、わからないことはわからないままでよいのです。ワイドショーのようにあることないこと根掘り葉掘り聞き出そうとするのは、人間の知識欲がなせる傲慢です。時が来るまで人間には秘められている神のご計画があることを覚え、その時々に必要な知恵を神から授けられることに満足する私たちでありますように。
https://www.bible.com/bible/81/rev.10.1-4.ja1955
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ヨハネの黙示録 10:5-7
それから、海と地の上に立っているのをわたしが見たあの御使は、天にむけて右手を上げ、 天とその中にあるもの、地とその中にあるもの、海とその中にあるものを造り、世々限りなく生きておられるかたをさして誓った、「もう時がない。 第七の御使が吹き鳴らすラッパの音がする時には、神がその僕、預言者たちにお告げになったとおり、神の奥義は成就される」。
ヨハネが見た強い御使が天に向けて右の手を挙げ、天地万物を創造された神を指して、まもなく第七の御使いが角笛を吹き鳴らすと、あらかじめ預言者たちの口を通して告げられた神の奥義が成就すると宣言しました。世の終わりに起こるべきことは、すでに聖書の中に約束されています。私たちが聖書を正しく読み解く必要があるのは、他でもないこのときのため、滅ぼされるべき者に巻き込まれて自ら滅びを招かないためなのです。
https://www.bible.com/bible/81/rev.10.5-7.ja1955
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ヨハネの黙示録 10:8-11
すると、前に天から聞えてきた声が、またわたしに語って言った、「さあ行って、海と地との上に立っている御使の手に開かれている巻物を、受け取りなさい」。 そこで、わたしはその御使のもとに行って、「その小さな巻物を下さい」と言った。すると、彼は言った、「取って、それを食べてしまいなさい。あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い」。 わたしは御使の手からその小さな巻物を受け取って食べてしまった。すると、わたしの口には蜜のように甘かったが、それを食べたら、腹が苦くなった。 その時、「あなたは、もう一度、多くの民族、国民、国語、王たちについて、預言せねばならない」と言う声がした。
神がヨハネに、海と大地の上に立つ御使から開かれた巻物を受け取るようにと命じられました。ヨハネが巻物を受け取りに行くと、御使はそれを食べるようにと告げました。かつて主イエスが荒野での試みのとき、人はパンだけで生きるものではなく神の口から出る一つ一つの言によって生きるものである、と言われたように、神の御言葉を食し養われることが私たちに必要なことです。そして神の言は口には蜜のように甘いが腹には苦かったとあるのは、神を信じる者にとっては救いと祝福をもたらすものであると同時に、神を否定し信じない者には厳しい裁きの言葉を告げなければならない預言者の責任をあらかじめ告げたものです。愛なる神は、同時に、罪を忌み嫌われ悪を滅ぼし尽くされる厳粛なお方であることを、私たちはしかと知り置かなければなりません。チョコレートは苦みがあってはじめてその甘さが引き立つように、まことの愛とは単に甘美なだけのものではありません。
https://www.bible.com/bible/81/rev.10.8-11.ja1955
わたしは、もうひとりの強い御使が、雲に包まれて、天から降りて来るのを見た。その頭に、にじをいただき、その顔は太陽のようで、その足は火の柱のようであった。 彼は、開かれた小さな巻物を手に持っていた。そして、右足を海の上に、左足を地の上に踏みおろして、 ししがほえるように大声で叫んだ。彼が叫ぶと、七つの雷がおのおのその声を発した。 七つの雷が声を発した時、わたしはそれを書きとめようとした。すると、天から声があって、「七つの雷の語ったことを封印せよ。それを書きとめるな」と言うのを聞いた。
第七の角笛が吹き鳴らされる前に、一人の強い御使が現れます。頭に虹、太陽のように輝く顔、火の柱のような足と描写された容姿は、キリストの栄光の御姿でさ。そして手には開かれた巻物を持っています。封印を解くことのできるのは、キリストただお一人でした。海と大地を踏みおろし、獅子のような雷鳴で語る言葉を書き留めようとしたところ、天からその言葉は封印せよとの御声がかかりました。神の定められた摂理は、すべてが明らかにされるのではありません。私たちは時折、神様の御心がわからなくなることがあります。しかし、わからないことはわからないままでよいのです。ワイドショーのようにあることないこと根掘り葉掘り聞き出そうとするのは、人間の知識欲がなせる傲慢です。時が来るまで人間には秘められている神のご計画があることを覚え、その時々に必要な知恵を神から授けられることに満足する私たちでありますように。
https://www.bible.com/bible/81/rev.10.1-4.ja1955
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ヨハネの黙示録 10:5-7
それから、海と地の上に立っているのをわたしが見たあの御使は、天にむけて右手を上げ、 天とその中にあるもの、地とその中にあるもの、海とその中にあるものを造り、世々限りなく生きておられるかたをさして誓った、「もう時がない。 第七の御使が吹き鳴らすラッパの音がする時には、神がその僕、預言者たちにお告げになったとおり、神の奥義は成就される」。
ヨハネが見た強い御使が天に向けて右の手を挙げ、天地万物を創造された神を指して、まもなく第七の御使いが角笛を吹き鳴らすと、あらかじめ預言者たちの口を通して告げられた神の奥義が成就すると宣言しました。世の終わりに起こるべきことは、すでに聖書の中に約束されています。私たちが聖書を正しく読み解く必要があるのは、他でもないこのときのため、滅ぼされるべき者に巻き込まれて自ら滅びを招かないためなのです。
https://www.bible.com/bible/81/rev.10.5-7.ja1955
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ヨハネの黙示録 10:8-11
すると、前に天から聞えてきた声が、またわたしに語って言った、「さあ行って、海と地との上に立っている御使の手に開かれている巻物を、受け取りなさい」。 そこで、わたしはその御使のもとに行って、「その小さな巻物を下さい」と言った。すると、彼は言った、「取って、それを食べてしまいなさい。あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い」。 わたしは御使の手からその小さな巻物を受け取って食べてしまった。すると、わたしの口には蜜のように甘かったが、それを食べたら、腹が苦くなった。 その時、「あなたは、もう一度、多くの民族、国民、国語、王たちについて、預言せねばならない」と言う声がした。
神がヨハネに、海と大地の上に立つ御使から開かれた巻物を受け取るようにと命じられました。ヨハネが巻物を受け取りに行くと、御使はそれを食べるようにと告げました。かつて主イエスが荒野での試みのとき、人はパンだけで生きるものではなく神の口から出る一つ一つの言によって生きるものである、と言われたように、神の御言葉を食し養われることが私たちに必要なことです。そして神の言は口には蜜のように甘いが腹には苦かったとあるのは、神を信じる者にとっては救いと祝福をもたらすものであると同時に、神を否定し信じない者には厳しい裁きの言葉を告げなければならない預言者の責任をあらかじめ告げたものです。愛なる神は、同時に、罪を忌み嫌われ悪を滅ぼし尽くされる厳粛なお方であることを、私たちはしかと知り置かなければなりません。チョコレートは苦みがあってはじめてその甘さが引き立つように、まことの愛とは単に甘美なだけのものではありません。
https://www.bible.com/bible/81/rev.10.8-11.ja1955
