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【COGHCC聖書通読】 2019/06/22

2019-06-22 07:30:05 | 一日一章・聖書通読日記
創世記 9:1-7

神はノアとその子らとを祝福して彼らに言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ。 地のすべての獣、空のすべての鳥、地に這うすべてのもの、海のすべての魚は恐れおののいて、あなたがたの支配に服し、 すべて生きて動くものはあなたがたの食物となるであろう。さきに青草をあなたがたに与えたように、わたしはこれらのものを皆あなたがたに与える。 しかし肉を、その命である血のままで、食べてはならない。 あなたがたの命の血を流すものには、わたしは必ず報復するであろう。いかなる獣にも報復する。兄弟である人にも、わたしは人の命のために、報復するであろう。 人の血を流すものは、人に血を流される、神が自分のかたちに人を造られたゆえに。 あなたがたは、生めよ、ふえよ、地に群がり、地の上にふえよ」。

箱舟から出たノア一家に、主は「生めよ、ふえよ、地に満ちよ。」とご命令されました。この言葉は創世記1章28節で最初の人アダムとエバにお命じになったときと全く同じ言葉です。地上に増殖した罪と悪を洪水によって完全に滅ぼし尽くした神は、生き残った、否、生かされたノア一家を最初の人アダムと同等とみなして、再び天地創造の御業をやり直されたのです。そして神は人間の食料として、植物だけでなく動物の肉を食することを許されました。ただし、いのちの源である血については避けるように命じられました。そして血を流す者には神が自ら報復すると戒められ、無用の殺生を禁じられました。私たちもまた神から、この世界を正しく治める使命が与えられている自覚を持ち、またいのちの尊厳を守る者でありたいと願います。

https://www.bible.com/bible/81/gen.9.1-7.ja1955

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創世記 9:8-11

神はノアおよび共にいる子らに言われた、 「わたしはあなたがた及びあなたがたの後の子孫と契約を立てる。 またあなたがたと共にいるすべての生き物、あなたがたと共にいる鳥、家畜、地のすべての獣、すなわち、すべて箱舟から出たものは、地のすべての獣にいたるまで、わたしはそれと契約を立てよう。 わたしがあなたがたと立てるこの契約により、すべて肉なる者は、もはや洪水によって滅ぼされることはなく、また地を滅ぼす洪水は、再び起らないであろう」。

大洪水によってこの地上から悪を滅ぼされた神は、再び洪水によって地上のいのちあるものを滅ぼすことはしないと契約を立てられました。契約には相手が必要です。この契約は、霊であられる神と、肉の存在である全人類、そして箱舟から出たすべての生き物との間に立てられた永遠の契約です。ですからこの後の世に行われた神の裁きには、水害は出てきません。神は真実で正しいお方、一度結ばれた契約を不履行にすることなど決してないお方です。

https://www.bible.com/bible/81/gen.9.8-11.ja1955

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創世記 9:12-17

さらに神は言われた、「これはわたしと、あなたがた及びあなたがたと共にいるすべての生き物との間に代々かぎりなく、わたしが立てる契約のしるしである。 すなわち、わたしは雲の中に、にじを置く。これがわたしと地との間の契約のしるしとなる。 わたしが雲を地の上に起すとき、にじは雲の中に現れる。 こうして、わたしは、わたしとあなたがた、及びすべて肉なるあらゆる生き物との間に立てた契約を思いおこすゆえ、水はふたたび、すべて肉なる者を滅ぼす洪水とはならない。 にじが雲の中に現れるとき、わたしはこれを見て、神が地上にあるすべて肉なるあらゆる生き物との間に立てた永遠の契約を思いおこすであろう」。 そして神はノアに言われた、「これがわたしと地にあるすべて肉なるものとの間に、わたしが立てた契約のしるしである」。

二度と洪水によって地上を滅ぼすことはしないと契約を立てられた神は、そのしるしとして空に虹を立てられました。虹は英語で Rainbow と綴りますが、Rain (雨)と Bow(弓)の組み合わせです。その形から、地上から天に向かって弓が引かれています。これは、もしこの約束を破ったら、その矢の向く先は天、すなわち神が責められるというものです。神が一方的に約束された御言葉を、私たちは信じ受け入れる、ただそれだけでよいのです。

https://www.bible.com/bible/81/gen.9.12-17.ja1955

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創世記 9:18-29

箱舟から出たノアの子らはセム、ハム、ヤペテであった。ハムはカナンの父である。 この三人はノアの子らで、全地の民は彼らから出て、広がったのである。 さてノアは農夫となり、ぶどう畑をつくり始めたが、 彼はぶどう酒を飲んで酔い、天幕の中で裸になっていた。 カナンの父ハムは父の裸を見て、外にいるふたりの兄弟に告げた。 セムとヤペテとは着物を取って、肩にかけ、うしろ向きに歩み寄って、父の裸をおおい、顔をそむけて父の裸を見なかった。 やがてノアは酔いがさめて、末の子が彼にした事を知ったとき、 彼は言った、「カナンはのろわれよ。彼はしもべのしもべとなって、その兄弟たちに仕える」。 また言った、「セムの神、主はほむべきかな、カナンはそのしもべとなれ。 神はヤペテを大いならしめ、セムの天幕に彼を住まわせられるように。カナンはそのしもべとなれ」。 ノアは洪水の後、なお三百五十年生きた。 ノアの年は合わせて九百五十歳であった。そして彼は死んだ。

ノアにはセム、ハム、ヤペテという3人の息子がいました。ノア一家以外の人類がすべて滅びた今となっては、全世界に増え広がる人々は彼らの子孫だけということになります。ノアは神の御前に全き人であったと賞されていますが、これは何一つミスを犯すことのない完璧な人間という意味ではなく、失敗も過ちも抱えながらも、神に対しては全く従順であるという意味です。洪水の後、ノアは地上にぶどう園を造りましたが、ぶどう酒を飲んで酔いつぶれ、全裸で寝入ってしまうという醜態を晒しました。その様子を見たハムは、兄弟セムとヤペテに告げ口をして父親の恥を拡散しましたが、セムとヤペテは父の恥を見ることのないよう後ろ向きで父に近付き、その着物で覆い隠しました。これは過ちを犯してしまった者に対する配慮であり、罪を覆い隠す執り成しの意味でもありました。やがて良いからさめたノアは、セムとヤペテの行為を賞賛し、ハムの愚かな行為を呪う預言を語りました。このうちセムがイスラエルの祖先、ハムがカナン人すなわち反イスラエルとなる民族の祖先となりました。イスラエルと反イスラエルの対立の歴史は、この時点から始まっていたのです。

https://www.bible.com/bible/81/gen.9.18-29.ja1955
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【今日の聖句】 2019/06/22

2019-06-22 05:50:10 | 今日の聖句
エフェソの信徒への手紙 4:26 新共同訳

怒ることがあっても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません。

イスラエルでは日没と共に新たな一日が始まりますので、日が暮れるまで怒ったままということは、怒りの感情を翌日に持ち越すことになります。サタンの支配する夜の時間帯に心に怒りを抱いたままでは、罪を犯しやすくなりますから注意が必要です。マイナスの感情に流されることなく、上手に向き合うことを学ばせていただく私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/eph.4.26.新共同訳
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