この漫画の書評を読んで『なんかよさそう』と図書館に予約して・・・って、買わないのか(爆)
待つことたぶん、1年近く。ようやっと予約の順番がめぐってきました。
ヨコイエミ著『カフェでカフィを』キュート系日常ショートショートストーリーというところ。
すごくよかった。画風もシンプルでこなれてて。大人の鑑賞に堪える・・・というより、大人でないと面白みがわかんないかも。特に事件もドラマも起こらないから。
それぞれの主人公は、小学生だったり、老人だったり、若いOLだったり。
なかでも、妻に先立たれた独居老人の独白が、胸に沁みました。
『わたしは退屈をいとわない。時間をぼんやりと無為に過ごすことに恐れや罪悪感が無い』
『それでも時に退屈が心のうちに 静かに満ちたと感じれば、そこから抜け出すこともいとわない』
これ、仕事をリタイアしたときの、座右の銘にしよう。
もともとじっとしていたら死んじゃう系のマグロ体質なので、ぼんやりと過ごすのが苦手だから。セカセカしたおばあさんになりたくないもんね。
骨董好き仲間4人で『うさ季』でランチをしたあとは、リフォームが終わったお圭さんのご自宅訪問の予定が・・・・誰かが言い出したか・・・・『紙屋』さんへ行ってみない???
『行きたい、行きたい』
石内の紙製品の専門店『紙屋』さんも『うさ季』同様、こんなところに???という場所にある店舗ですが、いまや知る人ぞ知る。
女性は紙ものが大好きですから。所せましと紙製品の山・山・山を前に、まあ目移りすること。
あれもこれもと迷い、使い勝手のよさそうなポチ袋とか一筆箋とか・・・・厳選したつもりでも、結局はアレコレと購入してしまいました。これはそのほんの一部。
思わぬ長居をしてしまいましたが、ここまで来たら、超ご近所のtakakoにご挨拶せねばなるまいぞ(って、takakoさんにはとんだご迷惑を)
ワタクシは何度かお邪魔しているのですが、ほかのみんなは初めてなので、スタイリッシュなギャラリー内を『おしゃれぇ~』『素敵ぃ~』とゃあきゃあ言いながら拝見させていただきました。
さぁて、いよいよ本日の目的であるお宅拝見へ。
リフォーム終わった室内を見せてもらい、その後お圭さん所蔵の和モダンな器でお茶しました。
みんなが一品持ちよったために、お皿の上で、スイーツが押し合い圧し合いしている(笑)
nakkaちゃんお持たせの『マチルダ』の杏タルトが酸っぱくて美味しい。
美味しい和食でランチ~紙屋で好きな品物選び放題~おしゃれな友達の家でお茶。なにげない一日が、毎日のバタバタの息抜きになります。
火曜日は、持病の経過観察のため病院へ。
診察は朝9時で、10時にはひとつめの検査が終了したのに、2つめの検査は13時50分~の予約という・・・(爆)
インターバルがロングタイム過ぎて・・・さすがに時間を持て余しそうだからオットについてきてと頼んだら、お休みとって同伴してくれました。
途中ランチのために、テクテクと30分ほど歩いて立町周辺へ。
なにせ、時間はたっぷりある。むしろ時間をつぶさないとといけないから病院から遠いほうが良いくらい。
お目当ての店がお休みで、次を探したものの、うまく探しあてられず。
お腹が空いて、オットがちょっと無口になってきたので、仕方がない。ここはリーサルウェポン(最終兵器)を発動するか。
それは、おいしい、多い、安いの三拍子そろったサラリーマンの聖地『まるみ食堂』
私が頼んだのは、鶏竜田揚げの黒酢あんかけ定食。その全貌はこちら。
だいたいにおいて定食はメイン+ご飯+汁物で完成形のところ・・・・
こちらはそれ以外にも、小鉢1品に茶碗蒸しまでもついて、これでこのロケーションで680円は驚異的。
利益は出るのか???
680円とはいっても、作り置きじゃない。揚げたての料理からホワホワと湯気が出てます。
オットは鶏のから揚げ定食。もちろん、これも680円。見て!!から揚げのこのもりもり具合。
無料に惹かれて大盛りにした白ご飯は、こちらもモリモリ。完食できるのか????
食べ終わる(無事完食)頃には、狭い通路にサラリーマンがワンサカとウェイティング状態。
ゆっくりランチするお店ではないけど、ガツガツと食べて、サササと席を立つ。
なにせ680円で提供してくれるのだから、お客さん側もここは空気を読んで、薄利多売システムに協力しなくては。
なぜこのお店をオットに内緒にしていたかというと・・・・・絶対に気に入ることが分かっていたから。
ワタクシはせっかくならオシャンテイなお店や、新店舗を開拓したい派なんだけど、オットが『まるみ食堂』を知ったら、もうほかのお店に目がいかないようになると思われる。オットとのお出かけのランチがすべて『まるみ食堂』化する予感。
案の定『なんで今まで教えてくれんかったん』と言われました。
元職場仲間で、骨董好き仲間のマキ子先輩、『お圭のてしごと』のお圭さん、nakkaちゃんとワタクシの4人組が、おひさしぶりに全員集合して・・・・まずはランチ。五日市の住宅街にある日本料理のお店『うさ季』です。
へえ、こんな場所に??というところにありましたが、平日でも賑わっていました。
趣のあるエントランス。ここで靴を脱いで上がるスタイル。
個室仕様なので、遠慮なくおしゃべりに興じることができます。
この日のランチは2400円のコース。
最初のひと皿。お造り、小松菜の煮びたし、牛肉の煮物とふろふき大根。
煮物それぞれの出汁の味わいが違っていて、やっぱりプロは違うなぁ。
2皿目は、前菜の盛り合わせのような八寸(?)。
彩りのためだけかと思った菜の花にもほんのりと出汁の味がついている。ひとつずつ丁寧なお料理です。
鯛のかぶら蒸し。餡かけって、いつまでも熱々が続くから、ハフハフ言いながら食べました。
かぶらも鯛の白身も優しいから、油断していたら、ワサビがツーンとキターーーー(涙)
れんこん饅頭と、イトヨリの変わり揚げ。こちらもあんかけ仕様。
レンコンは摺り下ろしてヨシ、薄切りしても厚切りしてもヨシ。根菜キングだと思う。
変わり揚げの正体は、細かく砕いたアラレかな?。サクサクと不思議な食感で、すごくおいしかった。
〆のご飯に碗はかきたま汁です。ご飯はホタテの炊き込み。
デザートの甘酒のゼリー。食感と言い味わいといい、甘酒そのもの甘さを生かしたすご~く美味しいデザートでした。
お魚や野菜中心の献立で、胃袋にも目にも優しく、満足感大でした。
最大の年齢差は24歳という、親子ほどの年の差のある4人組ですが・・・・今回も、美味しいものを食べながら、おしゃべりに花を咲かせました。
会社の大先輩だったマキコ先輩は、いまや職場では大お局さまのワタクシをいまだに『●ちゃん』とちゃん付けで呼んでくれるこの世で唯一の人なんだな。
最近、オットとはなかなか休日があわないので、珍しく2人ともお休みだった日曜日は、宮島大聖院の節分豆まきへ行って厄落とししようと計画していたのですが・・・・・朝寝坊したうえ、起きてみると大雨だし・・・
こりゃもう大胆に計画リセットしました。
雨の日のおでかけは屋内に限るということで、現代美術館へ。写真家 松江 泰治の作品展『地名事典』へ。
雨の日曜日の美術館はとても静か。
学芸員さんもおヒマだったみたいで、2~3質問してみたら、親切かつ丁寧にガイドしてくださいました。
現代アートって、素人にはなかなか難しいから。
大判サイズの写真のすべてにピントが合っているというのは、当たり前のことではないんだろうな、と思いながら鑑賞しました。
ランチは久しぶりに焼き肉。シニア夫婦二人きりだと、焼肉行くことなんかめったにないから、たまにはいいよね。
立町の老舗の焼肉『南大門』へ。
店員さんの三角巾や白い上っ張り、ロースターを利用して煙モクモクなあたりに、老舗らしい昭和テイストがいまも残っています。
カルビ定食は、カルビ、白ご飯、キムチ、ナムル3種、もやしスープがついて1980円。丼に一杯盛られた白米は、大盛りじゃなくてこれで普通盛り。
ファイヤァ~~~!!厚切りビーフなので、半生くらいがおいしい。
もうちょっとお肉食べたい。豚ロースとタンを追加。
摂取した分は、消費しなくっちゃ!!と、このあとジムへいきました。う~ん、摂取した分ほどには消費できなかったかな。
美術館~焼肉ランチ~フィットネスジム。なかなか盛りだくさん、充実した雨の休日でした。