Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

さよならシネツイン

2016-11-01 | カルチャー

広島ブログ
10月末で、シネツイン本通りが、ビルの老朽化のため、閉館しました。
閉館が決まってからのサヨナラ興行には、何度か通いましたが、いよいよ本日ラストデー。最後にもう1度行かねばならぬ。
月曜日だけど、おまけに月末だけど・・・仕事???もちろんお休みしましたよ。

           
午前10時頃には、19:00~の最終上映のチケット求めて、すでに並んでる方がいましたが、最終回はコアな常連さんに譲り、私は午前上映の「ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ」を見ました。閉館日の上映作品が、コレって、また渋いところを。
                   
アメリカのギタリストのライ・クーダが、キューバ音楽の老ミュージシャン達を再発掘して結成したバンドのドキュメンタリー映画です。
60才、70才、ひょっとして80才台かも?な老ミュージシャンたちの音楽が、めちやくちゃ、かっこいい。かっこよすぎてしびれる。特にピアノの音に泣ける。
キューバ音楽は、革命の影響で、キューバ国外にはほとんど出てきませんが、この映画を見ると、音楽の、そして人生の深みを心と体で感じ取れます。

上映前には、スタッフさんのご挨拶があり、それを聞くだけで、うるうるしちゃって・・・・上映終了後には、日本では珍しく、観客から拍手が起きました。
私も力一杯拍手しました。この映画に、老ミュージシャンたちに、そしてシネツインに。このシートで、何度感動の涙を流したことでしょう。

最終日ということで、フイルムを切ったオリジナルしおりがプレゼントされて、こんなのを見ると「ニユーシネマパラダイス」のラストシーンを思い出して、また泣けるじゃないか。



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2 コメント

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Unknown (takako)
2016-11-01 10:03:02
「さらば友よ」はチャールズ・ブロンソンがアラン・ドロンの演技を食ってしまった感がある印象的な映画です。

さらば友よ!さらばシネツイン!
だったのですねぇ

寂しい限りです。
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takakoさんへ (itatchi)
2016-11-01 20:54:18
takakoさん、古い映画で見てない映画は無いんじゃ???というくらいの映画通ですよね。
ブロンソンの映画は、1本も見ていないのですが・・・・子どもの頃、「う~ん、マンダム」で、しょっちゅう見ていた気が。

名画座系の館が無くなるのは、寂しいですよね。
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