Evergreenでちょっとsilverなdiary

人生100年時代といえども後半戦。好きなものはアレコレ・・・本、映画、観劇、ガーデニングに食べること。

「夢見る帝国図書館」と「東京の夫婦」

2020-01-24 | カルチャー

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最近読んで、そこそこ面白かった本のことをいくつか。
そこそこ以上でないと、読んでも記憶に残らない。

以前読んだ「小さいおうち」が面白かった中島 京子の「夢見る帝国図書館」
読書好きは本屋好き、図書館好き。だから図書館のことを書いた本も、きっと面白いはず。
キャッチコピーが本がわれらを自由にするこの言葉だけで本好きは読む価値あり。


「夢見る帝国図書館」には、劇中劇とでもいえる図書館自身が語る歴史ストーリーも挟みこまれていて、ひとつの作品の中で違う文体を書ききってます。プロだ。
本は人生を豊かにする、本が人との絆を作るということを、再確認できるお話でした。

もうひとつは、松尾スズキの「東京の夫婦」50歳の松尾スズキと、20歳年下の奥さまとの私生活をつづったエッセイ。

松尾スズキは、中途半端に有名人だけど、なんといっても劇団「大人計画」の主催者。
「いだてん」を見て、脚本家の宮藤官九郎のことをやっぱり天才!!!と確信したので、そのクドカンが所属する「大人計画」のことを無条件に肯定する気分です。
阿部サダヲも星野 源も、荒川 良々も、正名 僕蔵も、平岩 紙も、好きだなと思う俳優さんは、みんな大人計画の所属。
個性的で、キャラ立ちしている人達ばかり。その親玉が松尾 スズキだもの。読みます、読みます。

全編を通して、奥さまのことをノロけてました。
けなすよりよっぽどいい。日本の世のダンナさん達、なかなか妻をほめませんから。

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往年の名作~ローマの休日~を観た

2020-01-15 | カルチャー

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古い、古い映画を観に行ってきました。
何度も見たことあるけど、それはどれもテレビで。映画館のスクリーンで観たことは無いし「日本最終上映」というコピーがついてたら・・・そりゃあ、行かなくちゃね。

1953年アメリカ映画。オードリー・ヘップバーン、グレゴリー・ペック主演「ローマの休日」
さすがに生まれてませんWWWW
ご存知オードリー・ヘップバーンの大出世作。

あらすじも名場面もよく知ってるけど、1度はスクリーンで観てみたい。
とはいえ、午前の1回限りの上映のため、こりゃサラリーマンにはムリだな、と諦めていたら・・・・19時半からの上映が追加されました。サロンシネマありがとぉーーーー。
きっと似たようなお客様の声が届いたのかもしれません。
名作リバイバルたどオールドファンが多いけど、19時過ぎからの上映だと、若い観客が多かった。
オードリーがめちゃくちゃカワイイ。なんてキュート。ウェストの細さが驚異的でした。
グレゴリー・ペックは超ハンサムだし。
結果的に王女という立場の責任を自覚して、王宮に戻るアン王女の最後の気品あふれる笑顔。
シンプルなストーリーではあるけれど、こころ打たれる名作でした。
クスンスクンとすすり泣いている観客も。

ヘンリー王子&メーガン妃は、この作品観たことあるんかなと聞きたいWWW

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カツベン!

2020-01-12 | カルチャー

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今冬は観たい映画が目白押し。

仕事もあるし、母がまた入院ししたし、留守宅の父の世話もあるし、自分ちの家事もあるし、新年会の予定もこなしてと、いろいろなことをかいくぐりながらも、リフレッシュと心の栄養のためにも、読みたい本は読んで、観たい映画や展覧会は観ておきたい。

オットも行きたいと行っていた周防正行監督の5年ぶりの新作「カツベン!」を観に行きました。
周防監督や是枝監督作品は、無条件に佳作なんだと信じ込む邦画あるある。土曜日でしたが、客席満員でした。

鑑賞後の一番の印象は、予想外の成田 凌の熱演に驚いたということでしょうか。
無声映画の活動弁士(カツベン)役なので、しゃべるシーンがたくさんあるけど、滑舌よく調子もよく、とっても聞き取りやすい。
ものすごく長いセリフをカンペ無しに演じたのなら、お見事!
中性的カワイイお顔とモデル出身ということで、観る前は演技力については期待してなかったのですが、いやはや。
映画の主役をはるという重みを、全身で受け止めてるなぁと、感心しながら聞きました。
そして、高良健吾がもはや伊勢谷友介にしか見えなかった(笑)
顏が彫刻みたいにきれい過ぎて、エキセントリックな悪役ばかり演じる立ち位置になるんじゃなかろうか。

最後のキャスト紹介に城田 優、草刈 民代、上白石 萌音とかの俳優たちがクレジットされているのですが・・・・『えっ???出演してたっけ???』と「?」になります。
あとで、どの場面で出演していたのかというカラクリに気づき、なるほどぉ~全然わからなかった!!となるので、ぜひ探してみてください。
そういう仕掛けもあわせて楽しい映画でした。
周防監督らしいコメディだし、映画好きにとっては映画にかかわるテーマというのは無条件に楽しいのでは。リフレッシュにはもってこい。


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愛するドラマの再放送~みをつくし料理帖 他~

2020-01-10 | カルチャー

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ここ数日間はNHKで、大好きなドラマ「みをつくし料理帖」の再放送を見ることが出来る幸せに浸っております。
前回放映時には、録画し損ねた回があったので、今回は1話も見逃さないぞ。
帰宅してサササと夕食を済ませたら、正座をせんばかりに画面にくぎ付けの毎日。

大好きな原作の映像化だけでもうれしいのに、主人公を黒木 華ちゃんが演じていることがまたうれしい。
原作のイメージにぴったり。健気で泣ける。
いつぞや民放がドラマ化した時は、北川景子が主人公を演じていて「ちがうーーー」と原作ファンはざわざわしたものです。
どう見ても北川景子のあのゴージャス美貌は、貧しくて地味で薄幸で心配性の町娘には見えんだろーーー。

その点、NHK。よくぞ主役に黒木 華を持ってきてくれました。
4月には映画化もされるそうですが、その主役は松本穂香(テレビの「この世界の片隅に」のすずさんを演じた女優さん)らしい。がぁ~ん、黒木 華じゃないんだ。
思い入れが強すぎて黒木 華が主役じゃない「みをつくし料理帖」の映画を観ることができないんじゃ??やっぱり観るかな???

そして、9日は「京都人の密かな愉しみ」の再放送もありました。
このドラマは潜在的ファンが多いのか、もう5回目だか6回目だかの再放送。繰り返し、繰り返し放映してくれてます。
「京ひそ」ラブの同志たちよ。いつかファンミーティングに参加したい。

大枚はたいてDVD全巻揃えたのに、再放送のたびに録画してまた見返してしまいます。
「DVD持ってるのに、なんでまた録画???」とオットに不思議がられるけど・・・・DVDは永久保存用。テレビの録画は観賞用。
マニアならこの使い分けの感覚、わかりますよね。


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2020最初の映画~スターウォーズ エピソード9

2020-01-04 | カルチャー

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大勢でワイワイガヤガヤ。楽しくも騒々しい年末年始もひと段落。
夫婦2人の生活を取り戻しました(笑)


今冬は観たい映画が多くて、その中でも一番最初に観たい、いや観なくてはいけない、観ないままでは死ねない「スターウオーズ完結編」

さっそくオットと2人で「スターウォーズ エピソード9 スカイウォーカーの夜明け」行ってきました。
オットは翌日も、ワタシと長女がショッピングしている間に、ひとりでなつかしの『寅さん』カムバック映画を観に行ってましたWWW
友達からも『ヨカッタ』『面白かった』と絶賛おすすめ。
たとえ、誰一人お薦めしなかったとしても、スターウォーズだけは観に行くけどね。
なにせ、スターウォーズリアル世代だから。
第一作公開当時は、CG技術も発達してなかったので、レジスタンスのデススター突撃画面の迫力に、震えるほど感動した若い頃(遠い目)

撮影途中にレイア姫役のキャリー・フィッシャーが急逝したので、どうなるんだろう???とおもっていたけど、ちゃんとストーリーがつながってました。
スターウオーズって血筋の物語だから、そっか、そういうことだったかと考えればわかることだったのに、そこに考えが及ばなかったなぁ、という謎解きでした。
ネタばれになるので、これ以上は内緒。
デイジー・リドリーは切れ長の目、ちょっと出っ歯気味の口元など、どっちかというとファニーフェィスだと思うけど、アクションはホントすごい。
全力疾走する姿なんて惚れ惚れするほど、カッコイイです。
彼女「オリエント急行殺人事件」では別人かと思うほどキュートでした。女優は化けるね。

リアル世代にとっては「スターウォーズ」は単なる映画を超えて、ひとつの文化みたいなものだったから、42年間かけて完結したことに感慨ひとしおです。
ルーカスフィルムよくぞ完結してくれました。涙・涙。


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