社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

線状降水帯

2020-07-07 12:56:19 | 日記

またもや大被害だ。
そして、また特養ホームかと思った。

次から次へ積乱雲が発生し、長時間にわたっで
すさまじい豪雨がつづく。記録的豪雨という言
葉が繰り返される。
一にも二にも、避難しかない。

私も子どもの時、台風で増水した川を見にいっ
たことがあるが、ゴーという地響きと濁流が恐
ろしかったことを覚えている。

若い時、浸水した地域に支援に入ったことがあ
るが、泥水の非常に細かい粒子の土が堆積して
いるので、スコップがなかなか入らない。体力
がいっきに消耗する。

日本の国土にとって「治山治水」は江戸時代も
そうだが、古くからの「政」(まつりごと)で
あり、政治の重要課題であった。

日本は依然として「ダム」にこだわっている。
そのため、河川整備が遅れている。
線状降水帯が続くと、ダムの容量はあっという
間に満杯となり、放水によって事故がおきてい
る。

やはり河川改修こそ必要だ。堤防の越水対策、
堤防の決壊、河床の掘削など課題は多い。

役にたたなかったイージスアショアなどに大金
をつぎ込むより、現実的に国民が被害を受けて
いる河川管理にこそ、税金を使うべきではない
か。

まだまだ豪雨は続いている。
なんとか命を守ってほしい。


家に帰れない子

2020-07-06 08:03:41 | 日記

コロナ禍のもと、ギリギリの生活をしていた子たち
の行き場所がなくなった。それを支えてきたColabo
代表の仁藤夢乃さんのインタビューが掲載された。
             Colaboのサイトは ⇒

一律休校以降、相談件数が月40件から150件に急増。
スマホのツイッターで「家出したいな」「誰か泊め
てくれないかな」とつぶやくと、数十人の男性が接
触してくる。そこから性暴力などの被害にあう。

搾取する側は「奨学金を返せる」「すぐに家も用意」
などPRする。

被害にあった子の責任にするのではなく、加害する
側に目を向け、加害させないためにどうするか。

貧困や性被害への大人の責任は重い。そして困って
いる人を放置しない社会を、と訴えている。

コロナ禍は日本社会の脆弱性をはっきり目に見える
かたちで露わにした。

何が格差と貧困を拡大したか。自然現象ではない。
その大きな原因に自民・公明、維新が進めてきた
「新自由主義」政策があることを自覚しなければ。

安易な「自己責任」という言葉が一人歩きしない
ように。


どさくさまぎれ

2020-07-04 07:38:13 | 日記

自民党の防衛チームが「敵基地攻撃能力」の保有を
言い始めた。
それもイージスアショアがダメになったからと。

そもそもイージスアショアは日本防衛ではなく、ア
メリカ防衛のためだ。アメリカへの弾道ミサイル迎
撃だけではなく、長距離巡行ミサイルも発射できる
疑念がある。まさに敵基地攻撃能力だ。

自民党議員が時々口にするが、敵ミサイルを発射前
に基地を叩くことこそ、危険きわまりない。

まさに先制攻撃だ。

再び日本が戦争の発火点になってしまう。
先の大戦の教訓のかけらもない。同時に日本国憲法
を完全に無視したものだ。

現代のミサイルは、多数弾頭、デコイ、軌道変更な
ど迎撃をまぬがれるさまざまな工夫がある。
ましてやマッハ20で、デコイもあれば迎撃不可能
だ。

不安を煽り、「盾と矛」が永遠に続く。そして、大
軍拡
競争に陥っていく。
だからこそ「外交」が重要なのだが、さっぱりだ。

こんなことが分からない国会議員なのだろうか。

そうではない。
ひたすらアメリカの先制攻撃に加担し、兵器産業と
いう財界に奉仕することが土台にある。

そこには国民はいない。

新型コロナや欠陥品のイージスアショアの中止とい
う「どさくさまぎれ」にとんでもないことをやろう
としている。

安倍政権を一日もはやく終わりにしなければ。


小ぬか雨

2020-07-01 07:24:53 | 日記

糠のように手や顔にへばりつく霧雨。
50年ほど前に「小糠雨降る御堂筋」の歌が流行っ
た。たしか女性の失恋の歌だった。

霧雨のことだが、道東地方では「じり」という方
言がある。最近はほとんど聞かれない。

霧 < じり < 霧雨 < 小雨 という区分けがある
というが、感覚的なものだと思う。

今朝の釧路は、じりと霧雨であった。
昨日も、一日中霧雨。そのため湿度も97~100%
6月の釧路特有の気象だ。

うっとうしい気分になる。

さらに政治が、この気分の重しに。

底知れぬ河井夫婦による買収事件、3人目の首長
が辞任表明した。
東京都知事選も、現知事の小池候補は政策論争に
まったく参加しない状況だがコロナで堂々とテレ
ビに出ている。

「自民党型」の政治を、「新自由主義」を止めさ
せるため、市民と野党共闘がしっかり動き始めて
いる。

そこにうっとうしい気分を追い払う「希望」があ
る。