自民党の防衛チームが「敵基地攻撃能力」の保有を
言い始めた。
それもイージスアショアがダメになったからと。
そもそもイージスアショアは日本防衛ではなく、ア
メリカ防衛のためだ。アメリカへの弾道ミサイル迎
撃だけではなく、長距離巡行ミサイルも発射できる
疑念がある。まさに敵基地攻撃能力だ。
自民党議員が時々口にするが、敵ミサイルを発射前
に基地を叩くことこそ、危険きわまりない。
まさに先制攻撃だ。
再び日本が戦争の発火点になってしまう。
先の大戦の教訓のかけらもない。同時に日本国憲法
を完全に無視したものだ。
現代のミサイルは、多数弾頭、デコイ、軌道変更な
ど迎撃をまぬがれるさまざまな工夫がある。
ましてやマッハ20で、デコイもあれば迎撃不可能
だ。
不安を煽り、「盾と矛」が永遠に続く。そして、大
軍拡競争に陥っていく。
だからこそ「外交」が重要なのだが、さっぱりだ。
こんなことが分からない国会議員なのだろうか。
そうではない。
ひたすらアメリカの先制攻撃に加担し、兵器産業と
いう財界に奉仕することが土台にある。
そこには国民はいない。
新型コロナや欠陥品のイージスアショアの中止とい
う「どさくさまぎれ」にとんでもないことをやろう
としている。
安倍政権を一日もはやく終わりにしなければ。