元海兵隊員の殺人遺棄事件への怒りが広がっ
ている。
そのたびに、政府や政治家は「遺憾の意」を
表明し、「二度とあってはならない」と訴え
る。
いい加減にしてほしい。
「遺憾の意」の意味は、抗議ではない。
真の解決策は「米軍基地の撤去」しかない。
もともと日本の防衛とは無縁の基地である。
安倍首相をはじめ、政府の動きをみていると
火消しに躍起としかみえないところが悲しい。
戦争は人間を悪魔に変える。人を人と思わな
くさせることが、一人前の兵士だ。
米海兵隊の新兵訓練などの実態を見るにつけ、
そう思う。
逮捕された元海兵隊員の経歴はまだわからな
いが、事件の根本に米軍基地があることだ。
辺野古に新基地が出来れば、これから100年
も続く。その基地も１～２兆円もの日本の税
金が投入される。
沖縄の「怒り」を、また国民の「怒り」を事
件の根本的解決ではなく、基地存続に汲々と
して対策を行おうとしている政治家をみきわ
めなければならない。
米海兵隊の訓練・外出が行われる釧路は人ご
とではない。
昨日は、釧路駅前で緊急に抗議行動を行った。