基地あるがゆえの犯罪。
翁長知事の発言は、沖縄の気持ちを代弁し
ている。
そもそも沖縄米軍基地は必要なのか。
この国民的議論が求められている。
中東のイラク戦争も、アフガニスタン戦争
も、沖縄の米軍基地が拠点のひとつになっ
ている。
日本の防衛とは無縁であり、アメリカの世
界戦略のひとつであることは確実だ。
ユニセフが23日からの「世界人道サミッ
ト」に合わせて声明を発表した。世界で毎
日、平均４カ所の学校、病院が攻撃を受け
ていると告発した。
巨大な米軍事力が暗い影を落としている。
基地の撤去を言うと必ず軍事バランスが崩
れると、評論家が口をはさむ。歪んだ軍事
プレゼンス論ともいえよう。これでは永久
に巨大な軍事力は解消されない。
利権の共同体である「原子力村」ならぬ、
「戦争村」だ。誰が喜んでいるか（怒り）
「沖縄の怒り」を私たちは受け止めてい
るだろうか。
安倍首相と自公政権の「アメリカ絶対」と
もいうべき姿は、あまりにも異常としかい
えない。
しかし、それを変えるのは国民であり、や
はり選挙だ。
参院選公示まで、１ヶ月。
１人区すべてで野党統一候補がみえてき
た。
安倍政権退場への「号砲」は、まもなく
鳴り響くであろう。