7日、統一協会の2世信者問題を訴える記者会見が、外国特派員協会で元2世信者、小川さゆりさん(仮名)によって約60分にわたって行われた。
なんと途中で統一協会から両親の署名入りで「会見中止」のFAXが送られてきた。
これほどの非道はない。
見ていて、私も涙が出そうになった。
家庭を、家族を破壊し、子どもたちの心と生活を壊していく「旧統一教会」。カルト教団の恐ろしさを改めて思った。
大切な点は、小川さんが「子どもの権利条約」をもって訴えたこと。子どもの人権がないがしろにされている。
最後に「どうかこの団体を解散させてください」との訴えは心に響いた。
自民党は、岸田首相は、「解散は難しい」と述べている。
「刑事事件をおこしていない」という過去の判例を盾にしている。
そうではない。民事事件を多数起こしている。
それを積み上げればよいのだ。
異常な「金、金、金」への執着。これはもう税金の特例である宗教法人の解散しかない。
ぜひ、フルで記者会見を見てほしい。
追 記
厚労省が「宗教2世問題」にかかわって、
親の信仰が理由でも「虐待は虐待」として扱うよう「通達」を出した。10月6日
こちら ⇒ PDFで2.7MB
「保護者の信仰に関連することのみをもって消極的な対応を取らず、また、子どもの側に立って判断すべきであること」
と明確にした。
さらに法務省、小中学校への文科省と3本の通達。
現場の方々もぜひがんばってほしい。