ようやくというか、PCR検査を受けられる基準を
削除した。さっそく政府から「言い訳」がだされた
が。
感染状況の実態を把握するために、検査を大量に進
めることは、当初から指摘されてきた。
欧米や韓国と比べても異常に低い検査数であった。
テレビで何回も「なぜ検査が増えないのか」が議論
されていたが、いっこうに進まない。
感染しても治ってしまった人が多いが、その数さえ
まったくわからない。感染の実態が見えない。
そうした面でも日本は、新型コロナ対策が後手後手
と続き、安倍政権の「無能」さが、きわだっていた。
人の話を聞かない、トランプのイエスマン、都合の
良い数字ばかりを取り上げ、悪ければねつ造までし
てつくりあげた数字。議事録まで書き換える、不正
がばれると徹底的に切り捨て逃げまくる。
この安倍首相の体質が、危機対応を誤らせている。
国民の実態がつかめていないため、「出口戦略」も
出せないでいる。
iPS細胞研究所の山中教授が「同研究所だけでもPC
R検査機が30台あり、全国の大学のネットワーク
を使えば、1日10万件が可能」と述べている。
オリンピックにこだわり、経済にこだわり、結果的
に後手後手の対策になっていることがはっきりして
いる。それに偽造体質も加わって。
安倍政権の「しりをたたいて」もいっこうに埒があ
かないが、それでも繰り返し声を上げていかなくて
は。
志位委員長のBS番組での発言は、こちら ⇒