大企業の「不正」が止まらない。
三菱自動車の不正で揺れているなか、今度
はスズキ自動車だ。
3年前にドイツのVW車の排ガス規制の不正
も大きな話題になった。
神戸製鋼の規格外の製品出荷も驚いた。こ
れは人の命にかかわる問題になる。
三菱造船の豪華客船もかつての「造船大国」
のおもかげはない。
東芝は安倍政権の原発の国策にそって、倒
産寸前に追い込まれた。日立も原発輸出で
危機的だ。
製造だけではない。スルガ銀行の不正融資
はあまりにもひどい。
日本の大企業はどうなってしまったのか。
コンプライアンスを盛んに宣伝しているが、
やっていることは真逆だという疑問、不安
が広がっている。
日本共産党川崎重工委員会は、
「今の働き方・企業のあり方では未来が危
うい、そこから抜け出すために」という政
策パンフを出した。 こちら ⇒
なるほどと思った。
極端な利益至上主義が、逆に企業を壊し始
めているのではないか。
人を育てるより、安い「非正規」労働で目
先の利益をあげ、人件費削減に血眼になる。
OJTやOFFJTなど新人教育もおかしくなっ
ていると聞く。
労働者は、企業の発展と人間らしい働き方
を求めている。
企業とは何か。
そもそも論から考えなければ。
はっきり言えることは、安倍政権のもとで
真逆の方向に進められている。
政治を変えることも重要だ。