JRの帰りに水鏡推理Ⅳを読み終わった。
今回は、複雑な親子関係について考えさせ
られた。
しかし、瑞希がスーツ姿で泥だらけになる
危機一髪はⅢに続いて、また起きてしまっ
た。
少年院の少女4人が遭難し、その親の描き
方がすごい。
さらに、瑞希の上司の優秀な官僚の親の不
審な態度が、少女4人の親と共通していく。
ここには、作者の人間を見るやさしさがに
じみでている。
遭難の救出限界72時間が刻々とせまってく
る。瑞希の奮闘が・・・
そして、あっと驚く展開。
まさにエンターティメントだ。
気象予報の民営化の流れと、そもそも気象
予報の科学の世界がよくわかっていくとい
う副産物もある。
そして官僚組織の非常識も。