高橋真理子著(新日本出版社 1800円)
「いつかプラネタリウムをもって、病院や
施設にいる人たちに見せることができたら」
こうした思いを持ち、実現した人がいる。
高橋真理子さんだ。
第17章の宙をみて命を想う
ーー医療・福祉と宇宙をつなぐ
病院のベッドからしか見れない状態の人、
星空なんてしばらく見ていない、子どもの
ときは・・・・
患者が涙をながして感動している姿が目に
浮かぶ。
この本は、18章にかけて、人と星とのつな
がりをみていく。
地上の愚かな争いがばからしくなっていく
のではないか。
とりわけ、日本を再び戦争ができる国に変
えようとする勢力や戦前に引き戻そうとす
る「極右勢力」たちに対抗するためにも、
ぜひ一読を。
それにしても、星と人をつなぐ仕事をして
いる高橋さんは、すごい!