40年前、医療過疎であった道東地域に民医
連の旗がたち、道東勤労者医療協会が設立
されて、「くしろ医院」が開院しました。
その先頭にたってきた時沢先生の「感謝の
集い」が28日開かれ、多くの方々が集まり
ました。
地域のなかで、地域とともに、命と健康を
守ってきた先生であり、私が議員として地
域を歩けばあるくほど、先生の医療が地域
のなかに、しっかり結びついていると感じ
ていました。
数年前、「すい臓がんで手術することにな
りました」という方がいましたが、そのと
き、初期の発見率4%という記憶があり、
これは大変なことだと思いました。
その後、この方は今でも元気に過ごされて
います。
よく発見したものだと思いました。
現在でも、発見した時はステージ4が4割
といわれているほど、発見が難しいすい臓
がんです。しかし初期で発見されれば完治
するようです。
また高齢者から、先生の前にたつと元気に
なってしまう、病気が治ってしまう、と聞
かされたときは、すごいなと思っていまし
た。
どれほど多くの人が助けられてきたか。
感謝の意は言葉であらわせません。
今、くしろ医院は閉院しましたが、その精
神は「協立病院」へと引き継がれています。
自公政治のもと、医療が、病院が、「生き
残りをかけて」と競争を煽られています。
北海道の「地域医療構想」の案がパブコメ
にかけられています。「医療費削減」先に
ありの計画がどんどん進行しています。
上からの「統計的手法」など、現場からか
け離れた方法で「削減」が進められようと
しています。。
本来の「医療」からかけ離れていきつつあ
るなか、その逆の流れもしっかり定着し、
進み、せめぎ合いになっています。
長い間、ほんとうにありがとうございまし
た。