無理やり合意をつくった。
これが実態ではないか。
コメも、肉も、乳製品も。
国民の生活や営業を、アメリカや巨大な多国籍企業に
売り渡すものだ。
問題は、交渉内容や相手国の要求など、いっさい明ら
かにされていない。国民に隠れて「大筋合意」。さら
に国会にすみやかに報告という決議さえ踏みにじって
いる。
テレビ報道も異常だ。
あたかも「合意」しないと大変なことになるようなイ
メージをふりまいている。
戦争法やマイナンバーと同じように、政府報道の垂れ
流しと不安や反対もある両論併記報道となっている。
TPPに関しては、全国紙はすべて「推進」を社説に掲
げているように、報道姿勢もそれに準じている。
「大筋合意」と交渉過程で何を譲歩したのか。
国民の前にあきらかにすべきだ。
食と農を守れ。
まだTPP交渉が決着したわけではない。
協定文書やその調印、各国の批准、国会承認とつづく。
TPP反対のたたかいは、これからだ!