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駆けつけ警護

2015-08-19 06:14:47 | 日記

「自衛隊の暴走」で大揺れの国会。
中谷防衛省は当初「知らない」。そして今では「5月に私が指示し
た」となった。
「白を切る」そのものであった。

「戦争法案」が国会に提出された5月には、自衛隊内で法案を受け
て具体的準備をしていた。すぐ行うものとしてPKO活動の「駆けつ
け警護」に入ることであった。

「駆けつけ警護」は、銃撃戦に入る「武力行使」を前提としている。

これでどうして「安全」と言えるのか。
敵との銃撃戦で、間違いなく自衛隊員の死者が出る。

安倍首相の「新・武力行使三原則」、公明党の「武力行使の歯止め」
こうしたものがいかに抽象的・観念的かよくわかる文書だ。
これでも憲法の禁止する「武力行使」ではなく、「武器の使用」と
いいはるのか。
現実と言葉がこれほど乖離(かいり)していることはない。

今日からこの問題での集中審議がはじまる。
いかに衆議院での採決が無責任であったか、あらためて自民・公明
の責任が問われている。というより自民・公明の国会議員の「イエ
スマン」ぶりにはあきれる。

若き自衛隊員の命がかかっている。
戦後70年、日本が「戦前」に突入する歴史の岐路にたっている。

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