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安倍首相の広島・長崎のあいさつ

2015-08-10 07:17:04 | 日記

安倍首相の政治姿勢がよくわかる!!
(10日付赤旗)

広島の原爆慰霊祭で、「非核三原則」を削除したため、批判がまき起
こった。慌てた首相は、長崎では入れた。
本当に姑息なやり方だ。

彼はなぜ広島で「非核三原則」を削除したのか?
そして「憲法の順守」も3年連続削除したのか?
憲法嫌いの安倍首相らしい姿だ。

やはり、安倍首相の「二枚舌」、「ダブルスタンダード」の姿勢があ
る。

「核兵器の廃絶」と「核の傘」・「核抑止力論」は、相いれない。
にもかかわらず、被爆国日本としては「核兵器廃絶」は言わなければ
ならない。

国連の場でも、日本政府は「核兵器禁止条約」について、繰り返し
「棄権」している。

安倍首相のあいさつのなかで、「本年秋の国連総会に新たね核兵器廃
絶決議案を提出」と述べているが、過去には「究極的な核兵器廃絶」
の「究極的」が常に入れられて問題になったことがある。
これならば「核の傘」と矛盾しないからだ。

問題は、核兵器廃絶のため、まずは「核兵器禁止条約」を結ばせるこ
とではないか。毒ガスも、対人地雷も、クラスター爆弾も、「禁止条
約」からはじまっている。

唯一の被爆国である日本の政府が、アメリカの「核の傘」、「核抑止
力論」から抜け出すことが喫急の課題だ。

長崎市主催平和式典での被爆者代表の谷口さんの「平和の誓い」から
「今政府が進めようとしている戦争につながる安保法案は、被爆者を
はじめ平和を願う多くの人々が積み上げてきた核兵器廃絶の運動、思
いを根底から覆そうとするもので、許すことはできません。」

この思いを、自民・公明の支持者は受け止めてほしい。