佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

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アカメ「河口の大型魚」

2010-08-19 19:29:51 | 釣り
アカメという魚は目が赤いルビーのようなので、ここからアカメという名が出た。河口にいる大型の魚。一般の人にはあまりなじみのない魚の名前でもある。

私たちがよく聞いているのは、四国の四万十川の河口汽水域にいるとの話。体長1mからなり、ヒラスズキと体型が良く似ている。

夜行性の魚で、薄暮時から薄明かり時まで活動し、肉食系で貪食であると本には書かれてある。この日本固有種の魚、宮崎県の日向灘に注ぐ河口域に生息しているが、港湾整備や乱獲、汚水などで個体数が減ってて、市民と行政が保護にとりくんでいると先日の新聞に書かれていた。明治時代に体長2.1mのが見つかったという記録があるそうだ。

宮崎県内の大淀川、延岡市の北川などにも生息していて、その北川の支流の友内川では住民が20年も前からアカメを守る活動を続けているとの事。

2004年には市民による「友内川のマルカ(アカメの地方名)を育てる会」も発足して、アカメを守るために多くの生き物の住処になるようにと、私製マングローブといわれるハマボウを干潟のような場所に植えた。

宮崎県では06年施工の野生動植物保護条例で、アカメの捕獲や殺傷譲り渡しを禁じた。釣人の皆さんもこの条例に触れないようにしなければなりませんので気をつけてください。

スズキ、ヒラスズキ、バラマンデイなどと体型は良く似ていますが、スズキに比べるとなんとなく獰猛な感じがしないでもない魚です。
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