佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

長き釣り友の歴史10

2022-11-03 22:30:41 | 釣り

Episode グレ釣の始まり

釣りに非常にのめり込んで行き、行きつくのはやはり磯釣りである。自分ではタックルやエサや考え方が身に付き始めたころである。当時天王寺発の夜行列車が磯釣り号といわれるくらい釣り人で満員であり通路に新聞紙を敷いて寝ている人たちも多くいた。その中の一人が自分自身でいつも単独行であった。手近なところで印南によくいった。近場だが意外に大きなグレの釣れるところで印南の磯は全て乗っている。何か土産の釣れることが多く気に入ってよく通った。ある日、夏場に大島という大きな磯に上がっていたがなかなか釣果のない日で潮が干潮であった。これはひと寝するかとリュックを枕にして潮が満ちてきたら足が浸かってくる場所で横になった。

ぐっすり寝込んで気が付いたら頭の上に何人も居て竿を出していてびっくりしたことがあった。またこの磯では別の日に満潮でもないのにヒタヒタと潮が上がってきたことがあった。何人か他の場所でも釣っていたがみんな一番高い岩に集まってどういうことかわからなく半分泳ぐ覚悟をしていた時、やっと船頭が迎えに来た。高潮であった。

また釣りの帰路汽車の空いている長椅子に横になり寝て帰るかと帽子を頭に乗せて寝込んでしまい天王寺に着いた時、満員で乗客が立っていて、みんなに見られて大変恥ずかしい思いもした。

しかし何故かグレやアイゴは割合釣れた思い出がある。

当時は琵琶湖産エビが撒き餌さであり、アミエビはあったがオキアミはまだ登場していなかったし、添加剤もなかった。

ウキは棒ウキが中心であったように思う 籠釣りもあったと思う

まだ玉ウキ、円錐ウキはまだマイナーな時代だった。

 

コメント
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