私が10年ほどまえに近畿釣り人の会を設立した折にみんなで京セラドームで
催しをした時に
当時の名人さんのウキを集めて皆さんに見てもらった。全国から当時の有名人の皆さんが
送ってくださったウキ、今まで大事にしてきましたが、もうこの年になりいつまでも抱えて
いることができないのでどうしたものかと考えて、淡路の「じやのひれ」にある、釣り文庫に
飾ろうかそれとも皆さんに返せるものなら返すほうがよいのかと迷っています。
先日フエースブックに峯さんのことが出ていたのでミネウキを乗せましたがその後、
橋本さんのウキも載せましたが、見てもらえたかどうか、
峯さんはお亡くなりになられたので・・・・
その名人さんの当時のウキを再度載せてみてもらおうかなと思いましたので順次
載せます。
先ずお亡くなりになられた名人さんから
11pmで活躍されていました中井戸さんのウキ
おおきなドングリウキです、三宅島のテッチャンのウキと大きさは似ていますが少し形が
違います。
和歌山県の初代会長の志賀さんのウキ
中井戸さんのウキに比べて小さいウキである志賀さんの2段ウキの一つ
グレ釣りの名手として釣り人の間に知らぬ人がいないぐらいの方でした。
私は志賀さんとは連盟を通じて知り合い、当時各団体の長ばかりを集めたクラブの
「気楽会」にも入れていただきました、そして伊豆にも釣りに同行させてもらいました、
そのときに志賀さんの用心深さを知りました。
渡船で磯に渡るときに伊豆の船頭がとある磯に船付けするときに飛べといってきたのを
志賀さんが「飛ぶな」と声を発しました、エット驚き皆がなぜと思ったときに、その前の磯には
「コケ」がうっすらと生えていました。
これは飛ぶと滑って海にはまるとの判断でした、この咄嗟の判断がなければ誰かが
海にはまっていた事でしょう。
指導者たる人はこうあるべきと教えられました、私もそれ以後は磯に上がるときは
大変用心深くなりました。