佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

趣味・刑事・事件物の単行本・1

2009-04-22 17:26:52 | 趣味
「つりのとも」や「釣りサンデー」が無くなり、釣りの本もさびしい限りですが、「関西のつり」だけが孤軍奮闘している、がんばって欲しいものです。

このところ、釣りの本以外に読みまくっているのは「刑事もの」。事の発端は、大沢在昌(おおさわありまさ)の「新宿鮫シリーズ」を読んだことでした。

新宿を舞台にした刑事物語。バンド活動している彼女がいて、その彼女がらみの部分がどこで絡んでくるのか、それも楽しみなのですが、作者は推理作家協会かなんかの会長をされているだけあって、なかなかのもんです。

近年これだけ読み漁った本はありません。新宿鮫シリーズに感化されて「バンドラ・アイランド」「砂の狩人」「天使の爪」など次々と読み進み、この人の単行本だけが捨てずに本棚にもう1m以上並んでいます。

読むべきこの人の本がなくなり、別の作家の本もやはり刑事ものが面白くて、ここの所、本屋さんによく行っています。

他の作家では、今野敏氏の警察小説、東京湾臨海署、安積班の活躍を書いた連続ものですが、中には現在のパソコン時代を取り入れたものとか、捜査の中の地道な研究班を延々と描いているもので、懲りすぎていて私のようなさらりと読む人間には、おもしろくないのもあります。

今野氏の小説といま私の中で二分している阿木慎太郎氏の「闇の警視」シリーズはあっさりと面白いしよく分かるので楽しい。

逢坂剛、花村満月、佐々木譲といった面々に、女性作家の日明恩さんと色々な人の刑事小説を楽しんでいます。

これ以前は門田泰明氏の黒豹シリーズ、美人でセックス上手な助手を伴っての活躍、めちゃくちゃ強くて映画007の映画のようで頭を使わなくて楽しく読んでいられるので面白かったです。

大藪春彦氏の伊達邦彦シリーズなども肩の凝らない痛快なものでした。彼の作品は銃器が色々出てくるのが特徴でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする