呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

仙台フィルハーモニー管弦楽団特別公演「第九」

2018-12-23 | コンサート・LIVE・演劇などの話
仙台に戻ったからには、一度は仙フィルと第九歌わないと!と常々思っていて、今年ようやく念願叶いました。
土日2公演の初日終了。
今回は最初から板付きなので、1楽章から3楽章まで、オケに包まれるようにして聴くことができ、更に4楽章は一緒に歌うことで、完璧に第九を堪能できます。
こりゃ、やっぱりやめられんなぁ〜😂💕
元々ベートーヴェン好きだけど、やっぱり第九番は圧巻です。
第1楽章は、耳が不自由になったベートーヴェンの深刻な悩みや不安が込められている感じがします。
第2楽章も雷鳴のようなティンパニーで始まり、ベトベンさんの悩みは続きます。でも中間部では少し気を取直し、ホルンが明るめで印象的なパッセーを繰り返します。ここ、良いねぇー。
第3楽章は、一転して安寧と幸福感に満ちた、まるで天上の楽園にいるような暖かい心持ちにさせてくれます。ベトベンも母親の胸に抱かれるような、安らかな夢を見る夜もあったのではないかと想像します。
「第3楽章は退屈だ」という人がいますが、とんでもないです!この安寧の楽章があるから、次の歓喜の歌も映えるんです!
さぁ、第4楽章。もういろいろ語る必要はないです。「歓喜よ、美しき神のきらめきよ、楽園より出ずる乙女よ、我ら赴かん、天上の汝の聖地へ!抱き合うがよい、諸人よ、この接吻を全世界に!」ですよ❣️
彼はなぜシンフォニーの最後に、この詩の合唱を入れたのか諸説あるようだけど、多分彼としては必然だったんでしょうね。

さぁ今日も第九を楽しみます。2日連続はキツイなと思ったけど、楽しみと感動が1回で終わらず、もう1日楽しめると思えば、これはこれで良いことです。もう一回堪能してきます!

*各楽章の解説?感想?は、あくまでも僕の個人的な思いであり、合っているかどうか分かりません…


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