混声合唱団の関係で知り合ったSクン、いやS先生が中心に活動している男声カルテット「Engelos」のライブを聴きに行った。Engelos初のライブハウスでの演奏だとか!
◎大藤史・栗原寛・Engelosジョイントコンサート
・日時:2011年5月22日(日)13:00~
・場所:四谷天窓・Comfort(高田馬場)
シンガーソングライターの大藤史・ピアニスト?合唱人?の栗原寛、そして声楽家集団のEngelosのジョイントライブだった。
昔はアイドルグループにいた?大藤史さんは、さすがに美人。自分で曲を作るが、今回はカバー中心に透明感のある歌声を聴かせてくれた。栗原さんは大藤さんの伴奏をしながら、自らも1曲披露。
そして今日のお目当てのEngelos。4人のクラシック声楽家による男声アンサンブルだ。今回は初のライブハウス出演ということで、基本的にポップス系のアンサンブルを聴かせてくれた。
う~ん、さすがに一人ひとりがプロの声楽家。まさに朗々とした骨太の発声と完璧なハモリ、情感溢れる表現力、そして多少の遊び心を加えた演出…。そうなんだよ、これが男声カルテット、男声アンサンブルの醍醐味だよなぁ~。
何が違うんだろう…。やっぱりアマチュアの発声は細いんだな。前に書いたけど、「ハモネプ」に出てくるグループは、上手だけど線が細い。このプロのカルテットとは比べようもないけど、根本的違いはその辺だと思う。
声が太ければ、ハモる領域も広がる。うまく言い表せないけど、いわゆる「ノリシロが広い」ということかなぁ。ノリシロの中で、聴き合って合わせていくという感じ。ノリシロが狭いと合わせるのは難しいし、ハモリもピンポイントになってしまう。発声が太いと合わせる余裕が出来るんだね。やっぱりカルテットはいいなぁ~。
今回のライブの中で一番受け(?)、アンコールでも歌った「3年目の浮気」が、とても良かった。4人でしっかりハモれば、どんな分野の曲でもちゃんとアンサンブルが出来るし、聴く人に感動を与えられる。Sクン、今度楽譜を貸して!