日本沈没 スタンダード・エディションジェネオン エンタテインメントこのアイテムの詳細を見る |
♪結構期待して見たよ・・・
草薙剛と柴咲コウの「日本沈没」のDVDを見た。
大昔に原作を読んで、藤岡弘主演の映画も見た。
小説がとてもショッキングで面白かったし、映画もなかなか良く出来ていたので
今回の映画も随分期待していた。
う~ん、ちょっと期待はずれ・・・。
CGを駆使して、映像的には相当迫力がある。
熊本城は吹っ飛ぶし、道頓堀は海の底だし、六本木ヒルズは脆くも崩れるし。
でも剛クンと柴咲コウの恋愛がどうも白々しく、取って付けたような感じなんだな。
剛クンの特攻隊精神も感動的なんだけど
海底の地層(?)を爆破して日本列島の沈没を食い止めるところも含めて
ブルース・ウイルスの「アルマゲドン」の二番煎じだなぁ。
それに列島の沈没を食い止めるなんて、原作にないじゃないか!
興行収入的にイマイチだったのも、頷ける。
今朝のTVでもやっていたけど、ハリウッドの大作も含め
この手の映画は「アクション(CGを含め)+恋愛もの」に
ワンパターン化しつつあるね。
この前の「Mi-3」は文句なく面白かったと話したけど
ストーリー性や主人公達の内面を掘り下げることに腐心している小品のほうが
心を打たれるということは、よくあることだ。
それほどお金を掛けていないミニシアター作品や
昭和30年代の日本映画などのほうが
よっぽど感動的だったりするんだなぁ。