僕が仙台で所属している合唱団Palinkaが第20回定期演奏会を開催した。今や日本一の呼び声の高い「合唱団お江戸コラリアーず」とのジョイントコンサートだ。
で、出来はどうだった?ハイ、それなりの出来であったと思料いたします。
自分自身としては、全く唄い込みが足りず、ある意味不完全燃焼の部分もあった。でもそれは自己責任だし、他の団員には申し訳なく思う。
でも結構難易度の高い曲をチョイスしたプログラムだったので、なかなかきつかった。まぁそれは個人の努力の問題だよなぁ。
いずれにしても全体的な出来はまあまあだったでしょう。特にお江コラと合同演奏した最終ステージは、文句なく素晴らしかった。自画自賛です!
両合唱団総勢100名を超える男声合唱(一部女性もいますが)のド迫力!「路標の歌」「くちびるに歌を」「大漁唄い込み」
「くちびる~」は、歌っていてちょっとウルウル来た。お江こら指揮者の山脇さんによれば、「この曲は、辛いことがあって打ちひしがれている人に、一緒に歌おうよ!と語りかける曲です。最初はおずおずと声をかけ、少しずつ自信を持って訴える。落ち込んでいる人も音楽によって少しずつ立ち直っていくという歌なんです(要旨)」
なるほどねぇ~、そういう歌なんだ!
大震災の後、お江コラさんは自らの演奏による「くびちる~」をネットで公開した。それなりに批判もあったようだが、僕はその演奏にとても感動した。人間には音楽は必要、元気の素だと思う。演奏する方も「聴いてもらって幸せ」という素直な気持ちで歌うべき。
「大漁唄い込み」は、「斉太郎節」の作曲者竹花氏が、我が合唱団の委嘱を受けて自身がウン十年前に作曲した「斉太郎節」に「遠島甚句」を加えて新曲にしたもの。当日はアンコール代わりに演奏した。
男声100名による大合唱だ。定員800名の青年文化センターは満席だったが、最後の「た、い、りょう、だ、えーーー!!」のフォルテシシモは、その客席を揺るがさんばかりだった。う~ん、男声合唱のまさに醍醐味(*^^*)
上記画像は、打ち上げの時に竹花さんの指揮でもう一度歌った「大漁歌い込み」の図であります。