以前にも書いているが、わが社にはオーケストラ部がある。合唱部や運動部がある企業はいくらでもあるけど、オケは珍しい。(母体は合併前の相手社ですけどね)
このオケ部には知り合いが何人か参加しているので、前から聴きに行っていた。でもここ数年は行けなくて、4年ぶりぐらいで聴いたが…。
10数人の室内楽団としてスタートし、年々部員が増えて今年は創立20周年だそうだ。今や定演には正規の団員に加えて家族・賛助出演者を含めると100名のメンバーがステージに揃う。フル編成の大オーケストラだ。
今年は大震災の復興を祈願し、被災地にも届くように敢えて誰もが知っている超有名な曲を選んだそうだ。アラが目立つことも覚悟の上とか。
ホルストの“惑星”から「木星」、チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」、ドヴォルザーク「新世界」、そしてアンコールは「威風堂々」
いやぁ確かに誰でも知っている名曲中の名曲なので、ちょっとしたミスでも目立つよなぁ~。
で、実際の演奏はどうだったの?
う~ん、これが結構上手なんです。もちろんプロのオケとは比べものにはならないけれど、その辺のアマチュアオケよりは数段実力が上だと思う。僕が聴き始めたころと比較すると格段に上達した。
3年ほど前からプロの指揮者が指導している。それまではセミプロ(アマチュア?)の指揮者だった。やっぱり指揮者の違いって大きいのかな。
社員のメンバーは、当然普通の社員と同様に朝から晩まで忙しく働いている。それであのレベルまで上げていくのは並大抵の努力ではないと思う。ビオラを弾いている仙台支店の某支社長は、演奏会の数か月前から練習のため毎週のように東京に通っていた。みんな、偉い!
あぁ~~、僕もオーケストラやりたかったなぁ~。
中学のブラバンがあまりにも弱小で、僕の音楽人生は狂ってしまったなぁ~。
まぁそのために男声合唱に巡り合ったとも言えるけどねぇ…。