いよいよ明日は定演本番。まぁ、泣いても笑っても、良くも悪くも、本番です。
先週の土曜日は、定演会場の鎌倉芸術館でリハーサルとゲネプロを行った。ちょうど本番一週間前に午後一杯の時間を使ってリハが出来るなんて、アマチュア合唱団としては、恵まれて幸せなことだ。
このホールは前回に引き続き2回目だけど、本当に響きの良い舞台です。変な話、多少雑に歌ってもみんなの声が上手く混ざり合ってまとまって聴こえるし、小さな声で歌ってもしっかり客席奥まで届く。なんか我々の合唱団には勿体ないような(?)ホールだ。
まぁ、そのホールの「力」に助けられる部分が多々ありながらも、われらの演奏も随分まとまってきた。ようやくコンサートの本番のステージに掛けられるレベルになってきた?みんなで頑張ってきたものね!
また、これまでにない演出を取り入れた第2ステージの「アニメソング」特集も、やっと形が出来てきて寸劇や効果音を含めた「流れ」がスムーズになった。う~ん、本番が楽しみです。聴きに来られる方々、乞うご期待ですよ!!
リハ終了後は、大船駅近くの居酒屋で反省会を実施した。
結構広い2階席の半分を我々が占めたが、お隣にはやはり20人程度の子供を含む老若男女の団体さんが先に呑んでいた。
例によって乾杯の歌「アイン・プローズィット」を歌うべく、お隣さんにお断りを入れた。「どうぞ、どうぞ」の声に、団員一同心置きなく歌わせていただいた。お隣の「おぉ~、すごい!」に団員は満足。
聞くところによると、お隣の団体さんは明日式を挙げるカップルの親戚同士の顔合わせ宴会だそうだ。それなら、お祝いの歌を歌いましょう!「Happy birthday」ならぬ「Happy wedding」を歌おう!お二人のお名前は?さぁ、乗ってきましたよ。
乞われるままに数曲歌ったら、カップルのご両親から感謝の言葉をいただいた。「良い思い出になりました、ありがとう」お父さんは涙ぐんでいらっしゃる。
うれしいねぇ~、好きなお酒を呑んで、好きな歌を歌うことが、こんなに人を感動させられるなんて。合唱人冥利に尽きるひと時でありました。
日曜日は昼過ぎの新幹線で仙台に戻った。
仙台行きの「やまびこ」、連休の中日、それも中途半端な午後の時間ということで、新幹線はガラガラだ。
これじゃ儲からないよなぁ~、などと思いながら、ちゃんと合唱のおさらいをしましたよ。
ハイ、次の土曜日は、本番です。