呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

仙台フィルハーモニー定期演奏会

2012-10-27 | コンサート・LIVE・演劇などの話

仙台フィルの演奏会を聴きに行った。会社の同僚でヴィオラ弾きのOさんからチケットを譲ってもらったので。Oさんは仕事で聴きに行けなくなったらしく、僕にお鉢が回ってきた。久しぶりのオーケストラの演奏会です。

◎仙台フィルハーモニー管弦楽団第267回定期演奏会

・日時:2012年10月27日(土) 15:00開演
・場所:仙台市青年文化センター
・指揮:アラン・ブリバエフ
・曲目:チャイコフスキー「交響曲第1番・冬の日の幻想」、ファリャ「バレエ組曲・三角帽子」


実は仙台フィルについては、団創立直後(1970年代前半)のセミプロの「宮城フィル」時代しか聴いていなかった。その後僕は仙台を離れたこともあったし、仙台に戻って来た時には、定期会員になってそれこそ定期的に聴きに行こうと思っていたけど、仕事も忙しく聴きそびれていた。だから今回は約40年ぶりだ。

「えー、上手じゃないのー!いつの間にこんなに!?とっても良かったー!」これが率直な感想だ。
演奏レベルは相当上がったと聞いていたが、これほどとは思わなかった。素人の僕には的確な批評はできない。でも中央の有名オケの中堅と比較しても決して引けを取ることはないと思う。
チャイコフスキーは、いかにも若々しく、かつ重厚さを十分表現していたと思う。そしてファリャ、「三角帽子」がバレエであることはもちろん知っていたが、通して聴いたのは初めてだった。いやー、面白いし良い曲だなー。多彩な打楽器を駆使し、かつ弦も管もフル操業。ピアノもハープも活躍する。
そんな煌びやかな曲を、仙台フィルは活き活きと伸びやかに表現していた。素晴らしい! Bravo!
あのセミプロ宮城フィルが、いつのまにこんなに成長していたんだ!?なんか事情があって幼いころに生き別れた子供に30数年ぶりで会ったら、すっかり立派な大人になっていた…という感じだ。
あー、仙台に帰って来て、すぐに会員になって、しょっちゅう聴きに行けばよかった。
とても充実した気分にさせられた定期演奏会でありました。


PS)
小泉和裕・仙台フィルの「第九」を聴きたかったけど、12/22は上京予定。残念!
来年は「仙台フィルと第九を歌う合唱団」に入って、オンステしようかな!



コメント (6)
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