呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

また呑んじまった・・・

2006-06-30 | 徒然なるままに

♪実はなんか家に帰りたくなくて・・・
今週は月曜から会議と研修漬けだった。送別会も続いていて、結局先週から呑み続け。着実に体重は戻りつつある。
代々木の研修所を出たのが6時前、まだ日は高いしダイエットのためにも原宿まで歩くことにした。今日は時間が早いので、北参道から明治神宮を抜けることができた。考えてみると、10数年振りの明治神宮だな。鬱蒼とした新緑の参道は、人も疎らで広々として気持ちがいい。足元の玉砂利が、ザッザッと音をたて、自分の歩みの一歩を確かなものとして認識させてくれる。平日の神宮もいいねぇ。
程なく原宿に着いてしまった。全く歩き足りない。ついでに渋谷まで歩くか~と、更にNHKホールの前を抜け、公園坂を下って渋谷まで。渋谷区役所も、すっかりボロだなぁ、などと日ごろあまり気づかないことも目につき、なかなか楽しいウォーキングだった。

品川まで帰ってきて、無性にビールが呑みたくなった。明日はまた送別会だし、今日は酒を抜こうと思ったんだけどねぇ、40分歩いて大汗かいたし。・・・・というか、それは半分は口実で、今日はあまり家に帰りたくなかった。朝、次男と口争いになって、そのことがまだ胸の中にわだかまっている。父さんも、こう見えて結構神経質なんだ。ホントだよ。今は田町に職場があるHに「呑もうよ~!」とメールしたら、出張の準備が終わっていないので無理、とのこと。Yでも誘ってくれと言われたが、なんか今日は男同士で呑みたかったんだよね。まあ子供いないHに、親子喧嘩のことで愚痴っても仕方がないのだが、独身のYにも同じこと。いずれにしても迷惑を掛ける気がするので一人のほうがいいか。
結局、本屋で衝動的に(まだ三国史3巻が途中なのに)重松清の新刊文庫を買って、一人で居酒屋に入った。トロサーモン炙り、大根梅肉サラダ、焼き鳥盛合わせ、茄子一本漬け、それに生ビール&冷酒。茄子がキリッと冷えていてシコシコして、頃よい酸味と塩加減でとても美味かった。
でも読んだ本がいけない。重松の新刊は、父親と息子の葛藤を描いた短編集「小さき者へ」。だから思わず買ってしまったんだが、今日読む本ではなかった。呑みながらは2編しか読めなかったが、それでも目頭が熱くなり、先が読めなくなりそうだった。あぁ~、もっとバカみたいに笑える本にすればよかった。
家に帰って、女房に「今日はうちで食べるんじゃなかったの?」と聞かれ、研修終わって打ち上げだった、と嘘をついた。ダメだよねぇ、酒に逃げちゃぁ。女房は逃げるところがないんだから。
コメント
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