ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2019.12.27 仕事納めに思うこと

2019-12-27 20:21:01 | 日記

 ようやく金曜日、と毎週のように書き続けていた今月。いよいよ師走最後の金曜日である。
 今日で2019年仕事納め。今年もなんとか無事1年働き続けることが出来た。この日を迎えられたこと、いくつもの幸運に恵まれたことを改めて有難く思い、素直に頭を垂れる。

 昨夜は予定通りの残業。年に一度の学位申請受付で、夜間窓口クローズのギリギリまで院生さんが訪れ、修了予定全員の受付を無事終えることが出来てほっとした。クリスマスも返上で頑張ってきた彼らが、ひとまず心穏やかに年末年始休暇を迎えることが出来てこちらも嬉しい。これが例年どおり年明けの受付であれば、準備期間が延びるとはいえ、お正月返上でねじり鉢巻きになってしまうわけだから。

 さて、四半世紀前、半年間にわたって北欧・西欧研修に行かせて頂いた折、私の研修課題は少子化対策だった。学生時代のゼミ論は高齢化対策だったから、気づけばなんとなく人口ピラミッドを見ながら社会の在り様にずっと興味を持ち続けてきたのかなと思う。

 先日、ニュースを見ていたら今年の出生数が公表されていた。ああ、やっぱり。結局、25年経っても状況は好転するどころかますます暗礁に乗り上げているのだと唇を噛んだ。
 もちろん妊娠・出産はとてもプライベートなことだし、生き方の問題だ。色々な選択肢があってよい。女性は子どもを持ってなんぼ、という発言はあり得ないとも思う。

 かくいう私は、殆ど高齢出産ぎりぎりに息子を出産して来月で24年になる。公務員だったから制度的にはとても恵まれていた。取ろうと思えば育休取得だって出来た(実際は無謀にも産休のみで復帰した。)。
 当時に比べれば、色々な子育て施策はそれなりに進化している筈だけれど、やはり根本的に足りないのだなと思う。
 今の若い人たちを見ていて、生きづらさを案じるのは私だけではあるまい。

 そんな中、今朝の朝日新聞の社説を読み、なんだか当時書いた報告書のデジャヴを見た気がした。年末の慌ただしい中、若い人たちが明るい未来を描けないのは私たち大人のせいだよな、と自責の念を感じつつ・・・。

 話の締めくくりとして、その社説を以下に転載させて頂く。
  
*  *  *(転載開始)

(社説)出生数86万人 重層的な少子化対策を(2019年12月27日 朝日新聞)

 国内で今年生まれる日本人の赤ちゃんが86万4千人になるとの推計を、厚生労働省が公表した。統計のある1899年以降で最も少ない。
 出生数が減ることは予想されていたが、2年前の長期推計では、21年に86万9千人と見込んでいた。今回は2年前倒しで、これを下回ることになる。深刻な事態だ。
 これまでの政策に何が欠けていたのか。総点検して見直すとともに、社会のありようを根本から改めなければならない。
 出生数が減った理由について厚労省は、出産をする人が多い25~39歳の女性の人数が減ったこと、元号が変わるのに合わせて5月に結婚が集中し、昨年から今年前半にかけての結婚数が減った影響などを挙げる。
 たしかにそれもあるだろう。だが、今回の減り方は、そうしたことだけでは説明できない。景気の影響もあるだろうが、結婚・出産をしづらい構造的な要因にも目を向けるべきだ。
 子どもを産むか産まないか、いつ出産をするかは、個人の自由な選択である。しかし子どもを持つことが不安や負担を招きかねない社会の状況は、変えていく必要がある。
 安倍首相は少子化を「国難」と呼び、子育て世代への支援拡充を最優先の課題に掲げる。だが、肝いりの全世代型社会保障検討会議では、子育て支援は全く議論されていない。すでに保育所の整備や幼保無償化を進めていると言うが、それでは不十分だということを、今回の数字が如実に示している。
 待機児童数は4月時点でなお1万6千人を超え、潜在的な保育ニーズはさらに多い。
 若い世代は手取り収入が増えず、男女の賃金格差もなお残る。長時間労働は改善されず、男性の育休取得率は6%と相変わらずの低水準だ。妊娠・出産をきっかけに職場で嫌がらせを受けるマタニティーハラスメントも後を絶たない。
 子育てに悩む家庭の孤立は深刻だ。児童虐待も増え続けている。
 ひとりで子どもを育てる親の税負担を軽減する措置に、未婚のひとり親を加える見直しがようやく進んだが、古い家族観や世帯モデルを前提にした制度はまだ多い。
 子どものいる家庭への支援にとどまらず、結婚をためらう若い世代への支援、子育てと仕事を両立できる職場の環境づくり、企業や働く人たちの意識改革など、総合的で重層的な対応が求められる。
 子どものための政策にお金を使うことは、未来への投資である。より踏み込んだ取り組みを考えるべき時だ。

(転載終了)*  *  *
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2019.12.25 クリスマスに思うこと

2019-12-25 22:47:24 | 日記

 クリスマスである。先週・今週と職場はノー残業ウィークにあたっている。
 定時に帰宅した昨夜のイブは、ちょっとだけクリスマスらしいお手軽メニューを並べ、普段とは違うランチョンマットやカトラリーも使って夫と2人でのんびりおうちごはん。帰宅途中に百貨店抽選会の代行をお願いした夫は、2等と3等を1つずつゲットしてきてくれた。グッジョブ!

 食後のティータイムは、先月お友達から頂戴して、頂くのを楽しみにしていたシュトーレンを。滋味深い優しい甘みが口の中にじんわり広がり、ほっこりした気持ちになった。「美味しかったです!」とお礼のご連絡をすると、喜んでくださった。オーガニックな全粒粉を使ったヘルシーなものだそうだ。

 若い頃はクリスマスディナーと称して、おめかしして出かけることもあった。息子が生まれてからはクリスマスツリー(お喋りし始めた当時の息子はきちんとクリスマスツリーと発音出来ず、“クマシリ!”と言っていた。)を飾り、サンタさんからのプレゼントを一生懸命プロデュースした。

 そういう時期も終わり、今は夫と2人、何か飾るわけでもなくごくごく普通に食卓を囲む。来月で結婚30周年。初発から15年、再発から12年。とにかくここまで生き延びてこられたこと、クリスマスの日もいつもと同じように食卓が囲めること、そのことが何より尊く有難いものであると思う。

 幸せは自分で決めるもの。豪華なレストランで豪華なディナーこそが唯一無二の幸せというわけではないことは、誰もが承知していることだろう。家族や大切な人たちと過ごす何気ない日常の延長線が描けるところにこそ、幸せはあるものだな、と思う。
 まぁ、外国では日本のようにやれクリスマスディナーだ、やれパーティだ、なんて賑やかに出かけることはなく、クリスマスこそ家族と過ごすという静かな休暇だとも言われているけれど。

 そんなクリスマスだが、今日・明日と残業である。今年は30年続いた23日の天皇誕生日のお休みもなく(すっかり調子が狂ってしまった。年末のこの1日はとても貴重だったので、ああ、平成は終わったのだなと改めて思う。)、ベタで5日間の勤務。例年年明け早々の業務が、カレンダーの加減で年末に前倒しとなっている。

 年明け早々、年末年始の休暇中に冷蔵庫のように冷え切ってしまった職場で、皆が今日くらいは・・・と残業せずに、定時で帰宅するのを横目に仕事をするのもなんだかなぁだったから、新年は残業なしで早く帰れるぞ、と思えばよい。やらなければならないことは年内に済ませてしまえる方が有難いことなのだから。

 ということで、今日の夕食当番は夫にお任せ。明日、夫は帰路美容院でカットを予約済み、というので、夕食は別々に済ませようということにした。

 息子は懸案だった新人育成課題の部内プレゼンを無事終えたという。そして、母は午前中から年内最後の通院日。腎がん術後3か月の経過観察で採血やCT検査を無事にクリアしたという。ただ、大腸に何か映っていたらしく、1月末に予約している直腸がん経過観察を繰り上げた方が良いというアドバイスがあったそうな。気が小さい母のこと、まだよく分からないのだからあれこれ気に病んでも仕方ないからね、と励ましたのだけれど・・・。

 来週水曜日は2020年幕開けの元日。かくいう私も本当なら前回の通院日から3週間経って通院するタイミングだが、有難くも1週間猶予を頂いた。お腹の調子を気にしないで済む年末年始休暇、有難いことである。

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2019.12.22 冬至の日曜日は珍しく主婦らしく

2019-12-22 21:35:00 | 日記

 昨夜は均整術のおかげでぐっすり熟睡。今朝は忘年会で隣県まで出かける夫を送り出すために、週に一度の贅沢である寝坊もせず、早めに起床した。朝食を済ませ、ドタバタと夫が出かけてくれた後は、10時間以上一人で好きに過ごせる時間たっぷりの日曜日、冬至である。
 夫の行き先は、隣県とはいっても片道2時間半往復5時間の遠征だ。私の体力と感覚では日帰りはちょっときついかな、といったところ。

 まずは夕食の下ごしらえを済ませ、家中のごみ捨ての準備。夫が道中の駅の写真を送ってくるも、まだまだ当分かかりそうな場所である。気分転換に年賀状のコメント書きを小一時間。金曜日の夜と今日で半分近く書けたことになる。
 続いてクローゼットの断捨離である。いつのまにこんなに洋服が増えたのか・・・買っただけで着ていないものを発掘したり、持っていたことをすっかり忘れていたものが出てきたり・・・。自業自得以外の何物でもないけれど思わずため息が出る。

 本気でやるなら持っているものを全て出して並べてみてから・・・とモノの本には書いてあるが、そんなことを真に受けて広げたら、今日はそれしか出来なくなりそうどころか夜になっても終わらずに、結果、適当にまた仕舞うという酷い事態になりそうだ。とりあえず今年中に出して着たいもの、もう着ないだろうものを取捨選択していく。それでも2時間近くたっぷりかかった。

 一日中家に籠っているのもどうか、と外の空気を吸いにヨガスタジオへ向かう。曇天で雨が降り出しそう。寒い。関東地方も所によっては初雪になるかも、という予報でもある。ぱっとしないお天気とはいえ、クリスマス前の日曜日だ。アウトレットモールお目当ての人たちで駅前の人出は凄い。なんとなく皆幸せそうに華やいだ感じ。

 肩こり改善ヨガのクラスで肩周りをたっぷり解してリフレッシュ。シャワーを浴びた後は日用品等を若干買い物し、カフェで軽食を摂って雨が降り出さないうちに急ぎ帰宅した。

 さて、夫の帰宅予定時間までに残されたのは4時間ほど。洗濯機を廻しながら、昨夜の洗濯物を畳む。イマイチ乾きが悪いものは浴室乾燥に移動。同時並行で土日用のかつらのシャンプー・リンスを済ませる。
 先週サボった掃除を念入りに終えた後は、そろそろ夕食の支度・・・とスマホを見ると、LINEで「酔っ払っているのでご飯はいらない。」とのこと。それはそれは、と有難く一人適当に済ますことにして、1本WOWOWで録画した邦画を観てリラックス。

 途中駅まではお友達に車で送って頂いたところ、大渋滞で予定より大分遅くなったそうな。結果、朝家を出てから帰宅するまで12時間近くの大旅行となった。
 夫の気が変わって軽く何か摂るなら一緒に、と帰宅するまで読みかけの文庫を読んで過ごす。土砂降りの中の帰宅となったが、お友達のお料理がお得意な奥様から、手作りのお弁当を持たせて頂いたという。朝のうちに用意していたものと常備菜も並べてインスタントの味噌汁を加え、有難く2人で頂戴した。適当に済ませなくて良かった良かった。ご馳走様でした。

 ということで、引き籠りがちの夫が珍しく終日お出かけだったこともあり、久しぶりにマイペースで主婦業もこなしつつ有意義に過ごせた日曜日だった。たまにはこういう日があってもいいな、と一人満足だ。

 明日からまた新しい1週間が始まる。5日乗り切れば今年も仕事納め。おかげさまで無事に働き終えることが出来そうで本当に嬉しい。昨年の今頃は咳が酷くなってくるわ息切れはするわ、と徐々に体調が悪くなってきていた。それを思えばハラヴェンの副作用は依然として残り、ロキソニンは欠かせないとはいえ、今のところ小康状態。夢のような体調である。今日も柚子湯でしっかり温まって熟睡出来そうだ。
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2019.12.21均整術師養成応用コース補講日参加、さよならSさんスタジオ

2019-12-21 22:56:09 | 均整術

 先月半ば、均整術の集いグループラインでK先生からのお誘いがあった。「9月末でSさんのスタジオがクローズしたことで、今後、均整術師養成コースをこの場所で開催する確率が低い。今期の応用コース補講日に在校生・卒業生ともにSさんスタジオでの最後の均整術を楽しみませんか、ささやかな打ち上げもあります。」とのこと。
 暮れの土曜日ではあるが、特に予定を入れていなかったし、体調さえ問題なければ出来れば参加させて頂きたいとお返事をした。もうSさんのスタジオに通うこともないかと思うと、ちょっとセンチメンタルな気分も後押しして。

 それが今日である。ほぼいつも通りに起床し、朝食の支度を整えて夫を起こす。朝の連続テレビ小説を視、身支度をして出かけた。お腹は相変わらず緩いがなんとか落ち着いてくれたようでほっとする。
 思えば、昨夏、卒業生として参加させて頂いた均整術師養成講座第8期生の前期基礎コース最終日以来、均整術とはすっかりご無沙汰で、1年5か月ぶりである。今年3月、息子の引っ越しの時、ハッスルしすぎた夫が腰痛でへばった時、ちょっと施術した程度の体たらく、ダメダメ卒業生である。今日はこっそり邪魔にならない程度に静かにしていよう・・・とスタジオに向かう。

 開始5分前に到着。受付でK先生とご挨拶し、打ち上げ用のお菓子をお渡しする。ロッカールームに入ってびっくり。瞑想ヨーガ講師養成コース等でご一緒したMさんが今期応用コースに参加されているそうで、ばったり。
 スタジオに入るとマットが思いのほかのびのびと敷かれている。今期の生徒さん6名に卒業生が私を含めて2人という贅沢な人数でスタートした。

 このスタジオは既に10月から別のヨガスクールとしてスタートしているので、ヨガマットもブロックもラグも全てこれまでのSさん時代の備品とは変わっている。伺う度に毎回ご挨拶したガネーシャ像もないし、掛け時計も違うもの。場所は確かにSさんスタジオだけれど、もうSさんのスタジオではないのだな、とスタジオの纏う雰囲気が変わったことを改めて思う。
 
 K先生から「その後(均整術を)やっていますか?」と一人一人に声がかかる。私は「なかなか(施術の練習をする)機会がなく夫や自分にする程度です・・・」と俯き加減でお答えする。
 まずは15分×3で45分から、その後20分×3で60分の施術が出来るようになりましょう、ということで、これまでの手技のおさらいからスタ-ト。私は第1期生の大先輩・Kさんとペアを組ませて頂いた。あおり法で筋膜リリースし、指圧で圧迫し、こう打法で施術をすることで血行が良くなり血流がアップしていく。椅子に座って20分ずつ施術しあった後は、背骨に指圧しつつ親指の刺激を上にあげる感じの手技を、被験者として先生にやって頂く。

 ビフォー・アフターでアップドッグのポーズをしてみると、身体のつまりが取れているのが実感できる。胸骨や鎖骨でもこの方法が使え、こちらは自分でも出来るという。これもまたペアで施術。その後は足の施術でうつぶせ、仰向け・・・・と全身がゆるゆるに緩んでいく。途中から去年の卒業生のIさんたちが加わる。

 施術をしながら、なるほど、こうだったな、と色々思い出す。足で行う施術では、副作用の末梢神経障害による痺れのためにイマイチ感覚が繊細になり切れないため、恐々と足を動かす。強すぎて痛めては大変だし、弱すぎては物足りないだろうし、そのあたりの塩梅がうまく調整出来ず、忸怩たる思いが残る。そして練習しないと駄目だな、という当たり前なことが良くわかる。

 施術して頂く側になると適度な圧がかかり気持ちよくウトウト。けれどこと凝りのある部分に触れられると、うう、と声が漏れる。あちこちからそんな声が聞こえてくる。
 いつの間にか身体の表も裏も手も足もすっかり緩んでほぐれたところで、午前中の部が終了。1時間のランチタイム休憩になる。

 途中からいらしたIさんと、「このスタジオに来たら、やはりまずはここでしょう!」とタイ料理レストランを目指す。相変わらず満員御礼で少し待ったけれどちゃんと入れてラッキーだった。お気に入りのトムヤンパッタイに舌鼓。単品でもボリュームたっぷりのところ、ランチタイムは生春巻きとスープもついて大満足。ほぼ完食。
 スタジオに戻ると、SさんがT君を連れて遊びにいらしていた。均整術養成コースはこのスタジオで初めて開いたコースでもあり、その最後の日ということで見届けにいらしたとのこと。T君は9月に会った時にもましてあんよがしっかりして、ご機嫌でママのお膝に乗ってランチタイム中。抱っこはさせてくれなかったけれど、笑顔で写真を撮らせてくれた。ここでSさんとK先生を囲んで参加者の記念撮影を済ませ、Sさんはスタジオを後にされた。

 後半開始。午前中ペアを組んだKさんは午前でお帰りになり、ハタフローヨーガインテンシブコースでご一緒し、秋からインストラクターを本務に切り替えたという均整術師養成コースでは先輩・2期の卒業生Fさんが午後から参加され、ペアを組む。被験者は仰向けになって上半身を足で施術してもらう。手の下に置いたラグも、新しいスタジオになってからの備品だ。交代で施術しあいつつ、新しい手法も教えて頂き、充実した時間が流れる。

 後半はペアをチェンジして、なるべく男性・女性のミックスペアになる。私は今期9期生の女性と当たった。最終課題は30分の施術を相手のリクエストに応えて行うというお題だ。右腕と肩、左の腰というリクエストを頂き、とにかく手と足を動かして30分施術をなんとか終えた。
 私はお任せでお願いしたが、お上手でびっくり。気持ちよくてこのまま眠ってしまいたい感じ。正味6時間近く均整術三昧、すっかり堪能した。今日一日、ペアを組んだ相手を3時間近く施術し、ペアを組んだ相手から3時間近く施術してもらっている計算になる。もう身体は緩々でだるだる。このまま眠ってしまえたらどんなに幸せか、と思う。

 こうして満ち足りつつもぼーっとした感じでクラスは終了。このまま帰る方もいるので、とまずは皆で集合写真撮影。その後、マットを中心に集めて打ち上げの宴。お茶やジュースで乾杯し、先生から差し入れて頂いたお菓子や皆が持ち寄ったお菓子や果物等をつまんで40分ほど歓談した。

 一昨年、私たち7期生は20人もの受講生だったけれど、今期9期生はその半分くらいの人数で密度の濃い時間を過ごされたようだ。こうして卒業生として参加させて頂け、1期からの先輩たちとも交流出来る有難さを思う。K先生によれば、来年からは定期的にスキルアップ講習会やワークショップも考えておられるという。スタジオはまだ本決まりではないようだが、K先生のご実家も改装されたそうだ。体調をみながら参加出来たらいいな、と思う。

 着替えを済ませ、先生にお礼のご挨拶をして、スタジオを後にする。帰路は自宅が同じ方面のIさんと乗り換え駅からもご一緒した。夫が駅まで迎えに来てくれて、食料品等の買い物を済ませ帰宅。スーパーでカートを押しながら、身体が緩み過ぎてだるすぎて、早く家に帰りたいという感じ。

 帰宅後は洗濯物を畳み、洗濯機を廻して干し終えた。夕食当番は夫にお任せ。お昼がとてもボリューミーだったので、残念ながら打ち上げでも沢山並んだお菓子を殆ど頂けなかったし、空腹感もあまりなく、早くコテンと寝てしまいたいと思いながらそうもいかず。片付けものをしたり、こうしてブログを書いたり・・・自業自得以外の何物でもないが。

 明日、夫は朝から東京横断でお友達の家まで伺い、忘年会だという。私は家で掃除やら片付けやら年賀状書きやら、やらなければならないことは目白押し。マイペースで今日の余韻を楽しみながら過ごす予定である。
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2019.12.20 週末に思うこと

2019-12-20 20:40:46 | 日記

 ようやく週末、金曜日。このところこうした工夫に欠ける書き出しが続いている。
 それにしても暖かかったり寒かったり、気温の乱高下に身体が悲鳴を上げている。
 暖かい日はやけに眠く、だるくて力が入らない。寒い日はいきなり腹痛と下痢に悩まされて、お手洗いに籠って脂汗をかいている。
 痺れと痛みもぱっとしない。足裏から腿上までずーっとじーんとしている。足が冷たいので靴下を履いて寝ているが、感覚が鈍っていてそれが脱げたことすら気づかない。
 気温だけでなく気圧の変化に身体が追い付かない感じだ。

 暖かい日には午後あたりからぐったり眠くなって、よれよれになって帰宅すると、食事の支度も適当に、リビングでうとうとした挙句早々にベッドに入る。寒い日は腹痛で、食べればすぐにお手洗いになるので、夕食もなかなか進まず。眠くなるのを待ってブランケットにくるまってドラマの録画を視ている、そんなことが1日置きに来る地味な生活である。

 一応現役でフルタイム働いている身であるが、忘年会の“ぼ”の字もない。かつてクリスマス・忘年ランチ会をともにしていた患者会のメンバーもほぼ皆旅立ってしまった。ランチなら出席を、と思うが、夜のお付き合いはすっかり失礼させて頂いて久しい。お声をかけて頂いてもこれに出てあれには出ない、と迷うことも一切せず、地道に家と職場の往復を繰り返している。かたや夫は順調に今日も忘年会、日曜日も月曜日も忘年会である。何度年を忘れるものやら。

 一方、3か月前に腎がん手術を終えた母が多忙を極めている。
 やれデイサービスのクリスマス会に声をかけてもらって(送迎付きだから良いのだけれど)、「サンタさんからプレゼントをもらって楽しかった」とか(デイサービスはもはや保育園のようなものなのだろうか。)、やれ「市の体操教室の忘年会に誘われて美味しい和食を頂いてきて楽しかった」とか、あるいは「お友達に無料の映画会に誘われたので行ってきて楽しかった」と近隣のセンターまで出かけ、今日は年内最後のフォークダンスの練習に向かうのだとか・・・。

 86歳病み上がりとは思えない恐るべし回復力。手術が思いのほか遅くなり一時は心配して気を揉んだが、執刀医のS先生には本当に感謝してもし過ぎることはない。来週には術後3か月後のCTやら採血があるようだけれど、この様子では順調なのだろう。

 そして関西在住の新入社員・息子はあと1週間余出勤すれば年末年始休暇!と喜んでいる。9月に今の所属に正式配属となって以来、部長直々に課題を頂戴し、プレゼンテーションのご指導を受けているとのこと。年内にはその成果を部内発表するのだそうだ。お給料を頂きながらこうして育成して頂けることの有難みをきちんと感謝してほしいものである。

 ということで、色々あっても我が家はおかげさまで安泰。今年も残すところあと11日となった。
 昨夜ようやく年賀状の名簿整理を終え、宛名印刷も終えた。今晩からぼちぼちとコメントを書き始めよう。
 おかげさまで順調に年末を迎えられそうである。有難いことである。
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