今日も暑い。連続の猛暑日だ。天気予報を見ると、最高気温を色で示した日本列島が真っ赤っ赤である。
明け方早くに目が覚めてしまい、もっとゆっくり寝ているつもりがそのままベッドでうだうだ。BSで朝の連続テレビ小説を視てからノソノソ起きる。
朝食後は夕食用の一品を作ってから、今日で85歳の誕生日を迎えた母にお祝いとご機嫌伺いの電話。2年前の今日は父の葬儀だった。なんとか元気に一人暮らしを続けてくれて本当に有難い。母曰く、私のあれもこれもと精一杯飛び回っている(そのしわ寄せを食っているのは夫かと思うと、ちょっと申し訳ないこともない)生活ぶりを見ていて、自分も頑張らないと、と思っているそうだ。
洗濯と掃除。洗濯はまだ気持ち良いが、掃除で身体を動かすと汗が滴ってくる。掃除後はシャワーを浴びてひとまずさっぱり。着替えを済ませ、申し込んでいた患者会・イデアフォーの講演会へ向かった。
先日HPを拝見すると、新規入会は停止、今回は最後の講演会とあった。ここのところヨガやら合唱やら好きなことばかりにうつつを抜かし、次の薬はおそらくこれ、というものがあるため、患者会の講演会や勉強会等の出席もすっかりご無沙汰していた。
ご案内を拝見すると、今回の講演会は「再発乳がんに関する薬物療法の最新情報と、緩和医療のこと、知っておくべき医療費補助などを腫瘍内科医・高野利実先生と院内がん相談支援センター専任ソーシャルワーカーの大沢かおり先生のお二人にお話頂きます」とのこと。
高野先生は、以前新聞に連載されたコラムも欠かさず拝読し、このブログでも何度も取り上げさせて頂いたし、著書も買い求めた。大沢先生には直接お目にかかったことはなかったけれど、Hope Treeの代表として、子どもにいかにがんを伝えるか等の活動に関する記事を興味深く拝見していた。お二人の講演が同時に聴ける、これは合唱の練習に行っている場合ではないかも、と迷わず申し込みをした。
「再発患者がよりよい生活を続けていくためには何をどう、どのタイミングで選択するかがとても重要になりますが、決めるのはとても難しい事です。そんな時にどう考えるのがよいか、この講演でヒントを得て頂ければ、と願って開催するイデアフォー最後の講演会です」という触れ込みだ。
私鉄と地下鉄を乗り継ぎ、都心のうだるようなアスファルトの大通りを歩いて、ファストフードで軽く昼食を摂り、受付時間より5分ほど前に会場に到着した。
すんなり受付をして頂き、まだ殆ど席も埋まっていなかったので、とても良い前方の席を確保。資料を見ると、お願いとして「本日の講演会に参加された方が、ご自身の判断で、講演内容をメール・ブログ・ホームページ・SNS等の手段で、公開したり、他の方に伝えることはご遠慮ください」とあった。そのため、講演内容については周知のチラシ以上の情報はここでは触れないが、講師お二人の講演に加え、講師お二人に対する質問コーナーもたっぷり取った充実の3時間。非会員であるのに一般参加させて頂き、有意義で学び多い時間を過ごすことが出来て、本当に良かったと有難く思った。
早いもので、もう4年近く前のことになるが、私が所属する患者会を通じてイデアフォー世話人のNさんからご依頼があり、会報であるイデアフォー通信に「再発しても今まで通り生きるために」という原稿を書かせて頂いたことがある。それ以降、Nさんとお目にかかる機会も殆どなく、これが最後の講演会という寂しいことになってしまった。それでも直接ご挨拶して、労いの言葉をおかけすることが出来てほっとした。
イデアフォーは代表がおらず、世話人会の合議制で運営されているユニークな団体だ。1989年の設立以来、来年で設立30年になるが、一定の役割を果たし終えたことや、マンパワーや資金の不足等から、ここ数年会員たちと相談を重ね、来月末を持って会を閉じることにされたという。今はSNSも盛んだし、かつてに比べて患者を取り巻く状況が大きく変わっている。様々な患者会があるが、代表がいても世代交代がなかなか難しいのが現状だ。会員と合議し、こうした大きな判断をされたということは、とても潔いと感じた。
すっかり満足して心地よい疲れの中、再び熱風と西日の中、帰路を急いだ。
私鉄駅からは滑り込みで1時間に1本のライナーに乗ることが出来て、頂いた資料を読みながらゆったりと帰ることが出来た。到着した最寄り駅では、淡いオレンジが加わった水色の空がとても美しかった。
こうしてあれやこれやと充実した三連休が終わった。
明日からまた新しい1週間が始まる。通院週でもあり、翌木曜日からは、問題の好中球が復活していればゼローダ10クール再開予定である。
相変わらず猛暑の週のようだが、食事をきちんと睡眠もたっぷり取って夏バテしないように乗り切りたい。
明け方早くに目が覚めてしまい、もっとゆっくり寝ているつもりがそのままベッドでうだうだ。BSで朝の連続テレビ小説を視てからノソノソ起きる。
朝食後は夕食用の一品を作ってから、今日で85歳の誕生日を迎えた母にお祝いとご機嫌伺いの電話。2年前の今日は父の葬儀だった。なんとか元気に一人暮らしを続けてくれて本当に有難い。母曰く、私のあれもこれもと精一杯飛び回っている(そのしわ寄せを食っているのは夫かと思うと、ちょっと申し訳ないこともない)生活ぶりを見ていて、自分も頑張らないと、と思っているそうだ。
洗濯と掃除。洗濯はまだ気持ち良いが、掃除で身体を動かすと汗が滴ってくる。掃除後はシャワーを浴びてひとまずさっぱり。着替えを済ませ、申し込んでいた患者会・イデアフォーの講演会へ向かった。
先日HPを拝見すると、新規入会は停止、今回は最後の講演会とあった。ここのところヨガやら合唱やら好きなことばかりにうつつを抜かし、次の薬はおそらくこれ、というものがあるため、患者会の講演会や勉強会等の出席もすっかりご無沙汰していた。
ご案内を拝見すると、今回の講演会は「再発乳がんに関する薬物療法の最新情報と、緩和医療のこと、知っておくべき医療費補助などを腫瘍内科医・高野利実先生と院内がん相談支援センター専任ソーシャルワーカーの大沢かおり先生のお二人にお話頂きます」とのこと。
高野先生は、以前新聞に連載されたコラムも欠かさず拝読し、このブログでも何度も取り上げさせて頂いたし、著書も買い求めた。大沢先生には直接お目にかかったことはなかったけれど、Hope Treeの代表として、子どもにいかにがんを伝えるか等の活動に関する記事を興味深く拝見していた。お二人の講演が同時に聴ける、これは合唱の練習に行っている場合ではないかも、と迷わず申し込みをした。
「再発患者がよりよい生活を続けていくためには何をどう、どのタイミングで選択するかがとても重要になりますが、決めるのはとても難しい事です。そんな時にどう考えるのがよいか、この講演でヒントを得て頂ければ、と願って開催するイデアフォー最後の講演会です」という触れ込みだ。
私鉄と地下鉄を乗り継ぎ、都心のうだるようなアスファルトの大通りを歩いて、ファストフードで軽く昼食を摂り、受付時間より5分ほど前に会場に到着した。
すんなり受付をして頂き、まだ殆ど席も埋まっていなかったので、とても良い前方の席を確保。資料を見ると、お願いとして「本日の講演会に参加された方が、ご自身の判断で、講演内容をメール・ブログ・ホームページ・SNS等の手段で、公開したり、他の方に伝えることはご遠慮ください」とあった。そのため、講演内容については周知のチラシ以上の情報はここでは触れないが、講師お二人の講演に加え、講師お二人に対する質問コーナーもたっぷり取った充実の3時間。非会員であるのに一般参加させて頂き、有意義で学び多い時間を過ごすことが出来て、本当に良かったと有難く思った。
早いもので、もう4年近く前のことになるが、私が所属する患者会を通じてイデアフォー世話人のNさんからご依頼があり、会報であるイデアフォー通信に「再発しても今まで通り生きるために」という原稿を書かせて頂いたことがある。それ以降、Nさんとお目にかかる機会も殆どなく、これが最後の講演会という寂しいことになってしまった。それでも直接ご挨拶して、労いの言葉をおかけすることが出来てほっとした。
イデアフォーは代表がおらず、世話人会の合議制で運営されているユニークな団体だ。1989年の設立以来、来年で設立30年になるが、一定の役割を果たし終えたことや、マンパワーや資金の不足等から、ここ数年会員たちと相談を重ね、来月末を持って会を閉じることにされたという。今はSNSも盛んだし、かつてに比べて患者を取り巻く状況が大きく変わっている。様々な患者会があるが、代表がいても世代交代がなかなか難しいのが現状だ。会員と合議し、こうした大きな判断をされたということは、とても潔いと感じた。
すっかり満足して心地よい疲れの中、再び熱風と西日の中、帰路を急いだ。
私鉄駅からは滑り込みで1時間に1本のライナーに乗ることが出来て、頂いた資料を読みながらゆったりと帰ることが出来た。到着した最寄り駅では、淡いオレンジが加わった水色の空がとても美しかった。
こうしてあれやこれやと充実した三連休が終わった。
明日からまた新しい1週間が始まる。通院週でもあり、翌木曜日からは、問題の好中球が復活していればゼローダ10クール再開予定である。
相変わらず猛暑の週のようだが、食事をきちんと睡眠もたっぷり取って夏バテしないように乗り切りたい。