昨夜はビデオを視ながらいつの間にかリビングで寝落ちてしまった模様。気づくと背中が汗ばんでいる。何時かわからない。寝ぼけ眼でスマホを見ると2時過ぎ。またやってしまった。真っ暗だ。毛布をかけてくれた夫はいない。いつお風呂に入って、いついなくなったか全く気付かなかった。
いっそこのまま、ここで朝まで寝てしまおうかと思うくらい身体が泥のように重い。目が覚めるといきなり気持ちが悪い。そのまま海老の形で寝返りを打ちながら30分近く経ち、ようやく起き上がってお風呂を沸かす。食洗器もそのままだったので、洗剤を入れてかける。朦朧としたまま何とか入浴を済ませる。とにかくムカムカムカムカ気持ちが悪い。
パジャマに着替えてベッドに入ったのは3時半を回ってから。嗚呼、なんという生活。
そんなことで、マントラCDをかけてミントスプレーをシュッシュとしてから実際眠りについたのは4時過ぎだったのではないか。2時間ほどして、いつも通りの目覚ましが鳴ったのを消して、少しウトウトとしたら母から電話が入った。ご丁寧にも「LINEの写真(息子からの吉野の桜)を見せてもらいました」という電話である。
いや、LINEは既読になればわかるから、そんなことで日曜の朝早くから電話してこなくていいのに・・・と思わず不機嫌に応答する。なんのためのLINEの既読機能なのか全くわかっていない。
日曜日は具合が悪くなくともせめて8時まで眠りたいのだ。唯一寝坊が出来る日なのだから・・・生活のパターンが全く違うので、母にはわかりようにもないのだけれど。
そのまままた不貞寝。ウトウトしながら昼近くになる。空腹ではないが胃は痛い。気持ち悪さが勝っている。けれど一日こうして眠っているわけにはいかないので、のそのそ起き出す。
キッチンに行くと、グレープフルーツのママレードに加え、昨日スーパーで沢山買ってきた小ぶりのあまおうジャムも作り終えた夫が、ママレードとイチゴジャムのラベルを作って壜に貼っているところだった。マメなことである。
夫曰く、昨夜は本当によく眠っていたので起こさなかったとのこと。
見ればまだ朝食を摂っていない。申し訳ない。せっかく作ってくれたジャムとママレードを味見するのにトーストを半分頂き、それぞれ4分の1ずつの大きさに付けて頂く。でもトーストがガサガサモソモソして全然喉を通らない。グレープフルーツジュースをグラスに半分。久しぶりにバナナスムージーも飲んだ。果物はあまおう1粒、ブドウ2粒、りんご一かけと肥の豊ひと房。それだけでもうぐったりしてしまう。食べるとどっと疲れる。どうしようもない。
何もしないまま無為な時間が過ぎる。
一歩も外に出ず、ただひたすらごろごろと、不機嫌そうにリビングかソファの上で一体化しているだけの日。昨日は洗濯物を干し、畳み、お風呂洗いもしたけれど、今日は本当に何もしなかった。不機嫌そうにいるだけの存在だ。
夫が、いつも母がお世話になっているのだから、と出来立てのジャムとママレードを従姉に送ろうと駅まで宅配便を出しに行ってくれた。その間私は送り状を書いただけ。
夫が戻ってきて夕方。さすがにお腹が空いて、冷凍餃子をチンしてもらって頂く。夫もお昼が抜きだったのでカップ焼きそばを半分頂く。相変わらず滅茶苦茶な食事。自分を正当化して言えば、“食べられるときに食べられるものを”に徹している治療後の日曜日である。
気づけばまたソファで数時間眠ってしまった。もう夜である。
こんな状況で横になっているか眠っているしかない日曜日。鏡を見ると顔がパンパンに浮腫んでいる。朝は母からかかってきた電話だったけれど、こんな顔でDuo通話をかけるのも嫌だな、と夜のご機嫌伺いは電話で済まそうと思ったところ、いくらコールしても出ないので、Duoに切り替えたらこちらには出た。
また不機嫌になってぐちぐち言ってしまう。
明日は仕事。夕方からはオンラインで新入生ガイダンスだ。来週はガイダンス続きで授業もスタートする。昨年は1か月遅れで始まった授業はほぼ全面的にオンラインだったが、二年目の今年は感染対策を施したうえで原則対面授業になる。
なんとかこの不調を脱しないと、と気持ちは焦るがなかなか身体がついてこないトホホな日曜日の夜である。