日曜日。
冷たい雨降りだ。一日おきにお腹を壊すタイミングである。それでも5時間近く眠ることが出来、お手洗いに起きた後もベッドに戻ってしつこくウトウトした。
遅い朝食を済ませ、夕飯の段取りを済ませる。やはり食後はすぐに下痢。今日は一日お籠りは止めて外の空気を吸いに出なくては、と思っていたけれど、お天気が悪く寒いので、出かける気力が出ない。胸痛が気になる。
朝食後は洗濯物を畳み、リビングでごろごろしながらビデオを見て過ごした。夫はウトウトお昼寝である。
あえて外出するのは止めにして、昨日に続いて今日は、半ば物置かつウオーキングクローゼットと化している和室の断捨離に着手した。息子の衣類等もまだ全然片付かない。捨てて、捨てて・・・終始痛みが気になったけれど、めげずにかなり頑張った。最初は我関せず、だった夫も納戸の片づけを始めてくれた。
お昼は夫が作ってくれたので、有難くそれを頂き、断捨離再開。あれれ、こんなものを持っていたんだっけとか、これはここにあったのか、というトホホの事態。さらには、洋服をかけていたポールが落ちて眉間に直撃、たんこぶが出来た。はああ・・・。名誉の負傷であるが、たんこぶで済んで不幸中の幸い。
結局夜までかかってようやく一段落つけた。頑張ったおかげで、和室は大分片付き、「これならお義母さんを泊めることも出来るんじゃない?」と夫が言うところまで到達した。
とはいえ、疲労困憊。埃を吸ったせいで鼻水は出るし、なんとなく咳も出る。顎が出て眼はくぼみ、もはや夕食を作る元気は残っていなかった。
買い物方々外に出て、夕食を摂ることに。ほぼ48時間ぶりで靴を履いて、階段を下りた。雨は止んでいたけれど、道路はびっしょり濡れていた。空気は冷たかったけれど、しっとりして埃っぽかった喉には優しかった。
新型コロナウィルス騒ぎのあおりで、どこのお店もレストランも営業時間短縮である。まあ寒い日曜日の夜ということもあったけれど、アウトレットモールも早じまいで、人通りが少ないことといったらなかった。
ドラッグストアを覗いたら、「本日マスクの入荷はありません。次回入荷は未定」と貼り紙がしてあった。開店1時間前から高齢者が並んでいると聞いていたが、もはやそういう事態なのだ。買い物を済ませて暖かいおうどんを頂き、カフェでお茶をしてぶらぶらと帰ってきた。
自宅前の沈丁花の花が、暗闇の中で馥郁とした香りを放っていた。春は一日一日と近づいている。本当なら心が躍る季節である筈なのに、新型コロナウィルス感染拡大のニュースと気圧の変化と寒さによるしぶとい胸痛で、イマイチ気分が冴えない夜である。結局コデインのお世話になった。
ともあれ、明日からまた新しい1週間が始まる。水曜日は通院日である。カレンダーを見たら今年度もあと15日ほど出勤したら終わりである。間もなく年度末・年度始めの怒涛の1か月がやって来る。