昨夜はとりあえず記事をアップし、入浴したらもうバタンキュー。5時間半ほど連続して眠れたようだったが、その後は二度寝出来ず、モーニングコールが鳴るまでなんとなくベッドでうだうだ。
シングルの隣り合わせの部屋の夫から電話があり、時間を示し合わせて朝食に向かう。昨夜は疲れ過ぎて夕食があまり進まなかったけれど、よく眠ったせいか、お腹が気持ち良く空いており、洋食のセットメニューを完食した。息子も寮で朝食を終えて、ホテルにやってきた。
本日も晴天なり。青空が広がり、昨日より気温が上がるという予報だ。
今日のミッションは家電製品一式を揃え、配送の手配を済ませること。まっすぐ目的地の家電量販店に向かう。まずは大物の洗濯機と冷蔵庫から。朝食後はロキソニンを飲んだが、歩きながら痛みがもたげてきて、無口になりつつ深呼吸を続ける。夫と息子が品物を物色中、しばしの間、椅子に座ってお休み。また気を取り直して、彼らの物色に参入した。息子の希望を取り入れつつ、予算も考えつつ・・・なかなか折り合いが難しい。
次に掃除機を見るが、息子がネットで見つけた物の方が良いということで、今回はそちらに決めることに。続いて照明器具。1LDKということで2つ必要である。寝室用には目覚まし機能までついているものをゲット。まあ、学生時代のように寝坊しちゃった、テヘヘ・・・はないわけだから、致し方ない。便利な世の中である。
大物はひとまず決まり、続いて細々したものへ。電子レンジ、トースター、アイロン、アイロン台等必要と思われるものがこれでもか、というほど出てくる。1フロアで全て揃うので無駄な動きをする必要もなく有り難いが、あまりに商品が多すぎてだんだんクラクラしてくる。
さらに鍋パーティだの、たこパ(たこ焼きパーティ)だのに必要だと、カセットコンロやらホットプレートのたこ焼き器付きまで物色。聞けば、関東とは違ってこちらではたこ焼き器を持っているケースが多いのだという。そうなんだ。びっくり、である。もう言われるがまま状態である。本当に料理をするのでしょうね、アイロンかけもするのでしょうね、といささか不安ではあるが、何分カタチから入る息子である。気に入ったことはやるだろうから、環境だけは揃えてやらねば、と思うが、ゲットしただけで安心されてはたまらない。
食器やら調理器具は、月末に帰省したときに地元で、ということでひとまず今日の買い物は終了。配送等の準備をお願いする。マンションのインターネットの手続きも同時にしてもらえるということで、入れ替わり立ち替わり色々な担当さんが見えてなんとも至れり尽くせり。
ようやく商品確認のチェックと配送手続きが終わり、支払いを終える。後は引っ越し前日に、昨日購入した家具と同じ時間帯に届くのを待つばかりである。ここまででお店に滞在した時間はほぼ3時間。
今日も遅いお昼になる。同じビルの最上階のレストラン街で台湾料理を頂く。昨日は500km移動の後、そのまま不動産屋さん、現場周り、買い物と息もつけぬほどのハードスケジュールだった。それに比べて今日は朝出かけたのも遅かったし、長距離移動はないし、これでひとまずミッション終了だから、疲れ方が違うね・・・とはいうものの、やはり一度座ってしまうと身体が泥のように重くなってくる。
気を取り直して、さらに必要な道具の下見ということで別のショッピングセンターに向かう。今日は息子の彼女も一緒に夕食をすることになっているが、思いのほか早く用事が済んでしまってぐったり家具屋さんのソファで座っている私たちの前に彼女が現れた。今はLINE のやりとりだけでどこででも待ち合わせが出来てしまうのだな、と感心することしきりである。
レストランの予約時間にはまだ時間があるので、4人でお茶をして時間調整し、その後、地下鉄で15分ほど離れた中心区域のホテルに移動して、ホテル内レストランで創作フレンチを頂く。ふきのとうや菜の花など春らしい食材をふんだんに使い、目にも嬉しい美しい盛り付けに、皆とても満足。和やかな雰囲気で話も弾んだ。お洒落なデザートまで堪能し、ゆっくりお茶を頂く。バレンタインには少し早いけれど、その時期はまだこちらにいる息子と、チョコレートが何より好きという彼女にチョコレートをお渡しし、今日はお開き。
再びJR乗り換え駅まで戻り、息子は彼女を送りに、私たち2人はまっすぐホテルまで戻ってきた。本日も12時間近い外出になった。
ということで、ひとまず大車輪で2日目までのミッションも滞りなく完了した。朝食後に加え、移動中に痛んでは困る、と昼も晩も予防もかねてロキソニンのお世話になったけれど、コデインの出番までには至らず、ほっとした。
明日もまだやることがあれば、と夕方遅めの時間の新幹線を予約していたけれど、用事も無事済んだことだし、明後日からまた5日間フルタイムで仕事が待っている。少しでも早く身体を休めるように新幹線を繰り上げて帰京することにした。
5年前の引っ越しの時も、これ以上出来ませんというくらいやり切ったと、清々しい気分だった。今回も、今やれることを精一杯やっている。とにかくこんなふうに親が世話を焼ける引っ越しはこれが最後になるだろう。もう一踏ん張り、頑張ろう!である。