ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2019.2.3 無事帰京、片付けも持ち越さず、恒例の豆まきもコンプリート

2019-02-03 21:35:59 | 日記

 昨夜も眠りについたのは日付が変わってから。シングルルームで気兼ねなく眠れ、お風呂もお手洗いも自分専用という環境は、ことタスク満載の旅では、一人の時間も取れてペースが守れるのでなかなか快適だ。疲れているのにお互いの鼾やお手洗いの音を気にしながら、というのはやはりストレスである。
 明け方お手洗いに起きて、結局そのまま眠れずじまい。それでもベッドで横になったまま安静にしていたので、疲れは取れた模様。

 あらかたパッキングを済ませ、身支度を整えた頃、息子がホテルまでやって来て、レストランで3人揃って朝食を摂る。食事を終えたらあとはチェックアウトするだけ、である。
 今日は何のミッションもなくなってしまったので、まずは駅で帰りの新幹線の時間を3時間ほど前倒しにする。息子から、「どこか大阪らしい場所の観光でもする?」と訊かれたけれど、人混みに行くと疲れるし、リクエストもないと答えると、大阪駅で荷物を預けて身軽になって、デパート(息子はデパート大好きで、子どもの頃からどこかおばちゃん体質である。)でウインドウショッピングしよう、ということに。

 まあ買い物の予定もないし、昨日一昨日とあれこれ買い物三昧だったので、当分買い物はいいです、というのが本音のところだ。目の保養でハイブランドのショップを冷やかしたり、チョコレート博の人出に圧倒されたり。あてもなくただぶらつくのもなんだかなあ、である。近くの地下街に息子がバイトをしているショップがあると聞いていたので、場所を教えてもらい夫と2人で見学してきた。息子は「日曜の繁忙期に休みを頂いているので、とても近くには行けない・・・」と離れた場所から様子伺い。今月末までだというが、長くお世話になったところなので、心の中でご挨拶。

 その後、近辺のラーメン屋さん等、普段ランチでお世話になっているところも教えてもらい、しばし彼の今のテリトリーを窺い知る時間を過ごす。
 飲食店街の突き当りに北向地蔵さんがあり、家族揃って「これからもどうぞよろしく」とお参りしてきた。もう一か所見せたい所がある、と息子が言うので従いていくと、世界で14名、日本人唯一のレゴブロックの認定プロビルダーさんの作品が並んでいる。宝塚劇場やら、関西の街やら、それはそれは見事。沢山の買い物客が感嘆しながら写真撮影をしている。息子も小さい時には大好きだったブロックだけれど、こんな大作を見ると、素直に圧倒される。

 何だか急に頭痛が酷くなり、ちょっと早めに駅直結のホテルのカフェレストランに緊急避難して、休憩を兼ねてランチタイム。食後にロキソニンを飲み、痛みが落ち着くまでやり過ごす。ロッカーから荷物を出して新大阪駅に移動。このところ、何かの拍子に咳き込むとなかなか止まらない。涙目になりながらゴホゴホ繰り返すことになる。それに頭痛も加わり、もう絶不調でご機嫌斜めである。

 息子が新幹線の改札まで送ってくれる。彼に夕飯の駅弁を買い、私たちも夕飯になりそうなお土産を物色し、大阪土産の鉄板という豚まんとチマキをセットで購入した。
 新大阪駅始発ののぞみに乗り込み、定刻に発車。まだ時間が早いので車内もそれほど混雑しておらず、静かだ。夫はあっという間にウトウト。私も頭痛が時折ぶり返しながら手にした文庫本を読む元気もなく、ウトウト。
 2時間15分の旅の間、お約束のアイスクリームタイムはバレンタインデー前ということで、ベルギーチョコレート味の濃厚なもの。疲れていると甘いものが美味しい。

 JR在来線に乗り換えたが、まだ明るいし、座席も確保出来て疲れ方が全く違った。やはり前倒しして帰ってきて正解だったね、と夫と言い合う。
 関西地方は曇り後雨の予報で、帰路はかなり雲が厚かったけれど、こちらに戻ってくるにつれて青空が広がってきた。無事最寄り駅に到着し、タクシーで帰宅。日が長くなったものだ。明日からは暦の上では春、である。

 2人で力を合わせてキャリーケースを整理し、洗濯機を回す。全て干し終わり、お土産に加えてお吸い物やサラダを用意して夕食を済ませた。

 今日は節分。我が家恒例の豆まき行事も夫婦二人できちんと行った。明日からまた新しい1週間が始まる。2泊3日の引っ越しお助け隊の旅、ハードスケジュールで一時はどうなることかと思ったが、ロキソニンは3度3度飲んだもののコデインのお世話になることもなく、作戦前半戦は無事終了。後は来月実践あるのみ、である。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする