ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2016.1.31 怪我の功名?大名行列で和みの半日、無事帰京

2016-01-31 23:25:38 | 
 昨夜は夕食後、部屋の洗い場のついたお風呂でのんびり入浴。ちょっと読書をし始めたけれど、殆どもたず、就寝前のサインバルタを飲むのも忘れてコロリと眠ってしまった。

 そして今朝。昨日より1時間遅く目覚ましをかけ、起床。天気予報では曇りのち晴れという。今日も最高気温20度の予想だ。窓の外では、厚い雲の隙間から太陽と青空が見え隠れしている。今朝も浴槽足湯をして疲れのとれない足を労り、朝食へ。

 既に出発しているツアー客が多いと見えて、レストランは昨朝に比べて大分空いている。今日もあれこれたっぷり頂く。お腹ごなしにお庭を散策。プールやミニゴルフコースの芝生の前は白砂とエメラルドグリーンの海。グラスボートがちょうど出航するところで、波打ち際の岩場では貝殻をとっている方たちの姿も。絵になる光景である。

 部屋に戻ってパッキングを済ませ、チェックアウト。出発時間にロビーで待っていると、添乗員さんが「トラブルが発生したので説明します」とのこと。「???」と皆、不安そうだ。
 午前中の観光から空港まで乗車する予定だった大型バスが、故障して来られなくなったとのこと。このまま観光なしで各自空港へどうぞ、ということはないでしょうね!?という感じだが、さすがにそうではなく、皆がタクシーに分乗することになった。

 私達は群馬からいらした女性客2人とラッキーセブンのNo.7の黒いタクシーに同乗する。43人という大人数のツアーだから総勢10台のタクシーとジャンボタクシー1台の計11台が、同じ方向を向いて一直線。まさに大名行列である。

 このタクシーの運転手のTさん、その面白いことといったらなかった。ちょっと俳優の安岡力也さんに似た風貌。べらんめぇ調でノリが良く、車内は終始笑いの渦。ここまで笑わせてもらったら免疫力アップ間違いなしである。これが怪我の功名でなくてなんであろう。

 まずは全長1690m、どこまでもまっすぐに続く来間大橋を通って来間島へ向かう。同乗した女性はこの橋が渡りたくてこのツアーに参加したとのことで、助手席に乗って満足された様子。だんだん雲が切れてきて、海が本当に美しい。

 橋を渡ると、いきなり路地のような道に入る。静かな住宅地にタクシーが延々と11台も連なり、地元の軽トラはすれ違いも出来ず、吃驚している様子。観光バスでは乗り入れ出来ない展望台に向かうという。

 階段を昇って中国風の建物の屋上へ。そこは見渡す限り美しい海。今渡ってきた橋やリゾートホテルが見渡せる。反対側には島の小学校等が見え可愛らしい街並みだ。風が強くて写真を撮るには髪の毛がバタついて大変だったけれど、添乗員さん曰く、普通は来られない場所なのでラッキーです、とのこと。

 再び橋を渡って、道の駅ならぬ島の駅へ。ここでは地元で取れた新鮮な野菜や特産物がとてもリーズナブルに売られている。じーまみー豆腐や海ぶどう、モズクなどよりどりみどり。ここを最後に2泊3日の欲張り5島めぐりも終了。

 値段の安さに思わず買い込んだお土産と一緒に、再びタクシーで空港へ向かった。空港ではバス会社の方がお詫びに、と一人ひとりにお土産のお菓子までご用意くださった。なんだか申し訳ないくらいだ。
 搭乗手続きを済ませ、荷物を預けて搭乗口に行くと、30分ほどの遅延という。昼食を摂るにもまだお腹は空いていないし、お茶を飲んだり本を読んだりして過ごす。

 那覇空港に到着したのも予定より30分遅れ。1時間半以上の乗り継ぎ時間があった筈だったが、1時間弱となった。ここでようやく遅い昼食を済ませる。
 羽田行の便ではアップグレードが叶い、楽して帰ってくることが出来た。こちらは5分遅れで、無事到着。夕食を買い込んでリムジンバスに乗り、最寄駅まで1時間20分ととても順調に帰宅することが出来た。

 なんとか旅の後片付けを済ませたら、もう11時を過ぎている。明日からに備え、早く休まなくては。

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