ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2015.11.6 告別式を終え、インフルエンザ予防接種も無事終了

2015-11-06 20:41:48 | 日記
 昨夜はなんとなく寝苦しかったけれど、いつもより少しゆっくり起床することが出来、恒例の浴槽足湯も終えて、バイキングの朝食をゆっくりと頂く。無理せず宿泊して正解だったと思う。
 母に電話をして、体調確認。退院後初めての遠出だから気を付けて出かけるようにと言うと、既に予定より大分早く伯母(母の2つ上の姉)が到着しており、実家でひと休みしてから一緒にタクシーで会場に向かうとのこと。
 ホテルをチェックアウトし、荷物を預けて夫と私もタクシーで会場に到着。開式の前にお線香でお焼香させて頂く。夫は今日、カメラマンとして記録係を仰せつかることになった。
 ほどなくして母と伯母が到着。伯母と逢うのも伯父の三回忌以来のこと。娘である従妹が仕事で列席が叶わないので、2人のフォローが今日の私の役目である。

 時間通りに開式。今日は告別式と同時に初七日の法要まで滞りなく進んだ。伯母の戒名は7年前に他界した伯父の戒名と同じ“徳”の字を使い、夫婦2人の戒名を並べた時に “蓮華”となるという「美徳院華妙日昌大姉」。美しい名前だ。伯母の生前のイメージにぴったりだと思う。
 出棺の時、コーラスが好きだったということで胸の上には「歓喜の歌」の楽譜が置かれていた。皆の手によって薔薇やトルコキキョウ、胡蝶蘭で埋め尽くされた伯母は、綺麗にお化粧して皴ひとつなくお人形さんのように綺麗だった。
 そのままマイクロバスで斎場へ向かった。こちらの斎場に来たのは初めてだったけれど、とても混んでいて驚いた。亡くなってから荼毘に付すまで1週間かかったのはそういうことだったのだろう。
 最後のお別れをした後、皆で昼食を摂りながら過ごした。収骨を終え、再びバスで最寄駅まで送って頂き、解散。
 母と伯母をタクシーに乗せ、私達はホテルで荷物を受け取り、お茶をして体勢を整えてから帰宅した。

 夕食前には、昨年もお世話になったクリニックにインフルエンザの予防注射に夫と2人で出かけた。予約時間より10分前に着いたが、予防接種以外の風邪引きさんたちがちらほらと待っていた。問診票を書いて、検温。36度5分でいつもどおり。体調は全く問題なし。片や夫は35度8分だという。免疫力アップするために体温を上げないと、と偉そうに言ってみる。20分程待って、2人一緒に診察室へ入る。男性のドクターで、私が先に右腕を出す。チクリとした後、薬液が入る時はそれなりに痛かったが、ランマークに比べれば比ではない。会計を済ませ、40分ほどでクリニックを後にした。今のところ右腕が怠くて重くなることもなく、極めて元気だ。

 明日からはお天気が下り坂だという。今日の式が好天の中、無事に終わって何よりだったと思う。
 昨日今日と八面六臂の活躍だった従姉は、昔から華奢な体型だ。9月末に母の入院に付き添ってくれた時に比べ、さらに一回り顔が小さくなったように見えた。7年近くの遠距離介護生活、本当にお疲れ様でしたと頭が下がる。ガックリ来て体調を崩さないと良いのだけれど・・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする