2015.11.3 心に少し栄養を！～有難い祝日

　文化の日といえば晴れの特異日というとおり、雲一つない気持ちの良い青空。気付けば11月、住まいの周りの街路樹もすっかり色づき始めた。

　今日は愉しみにしていたマッサージの日だ。絶え間なく色々な薬を身体に入れ続けている所為なのか、寄る年波の所為なのか、これまで低血圧だったのに最近起床時と就寝時に測っている血圧は上下とも高め、更にいえば脈も速めになってきている。昨夜は首の後ろがズキズキと痛み、嫌な感じがしていた。

　Wさんのプライベートサロンに伺うのも3回目。すっかりリラックスして身を委ねる。ここ1か月の愚痴を聞いて頂きながら、いつのまにかウトウト、夢心地である。頭も首も肩も背中も丁寧にほぐしてリンパを流して頂く。施術が終わったら、あれれ、あの首の痛みはどこへ？という感じになっていた。嬉しい。

　先週の通院帰り、母に「今一番何がしたい？」と訊くと、「こうして外でお茶を飲むことが出来たから、今度はエステに行きたい」とのたまう。なんとも欲張りな82歳であるが、お腹のコントロールが出来るようになったらWさんのサロンに連れてきてあげたいと思う。
　つい先日までは、マッサージが終わったら実家詣での心づもりだったが、一昨日の父とのことがあり、頭を冷やす為に止めておくことにした。

　最寄駅で夫と合流。駅前はこの3日間の「パンまつり」イベントでもの凄い人出だ。スムーズに歩けなくて往生する。大学も学園祭の最終日だし、普段の地元とは思えないほど賑やかなことだ。
　ランチの後は、久しぶりに美脚ヨガのレッスンに向かった。小春日和の祝日の昼下がり、お出かけ中の人が多いのかスタジオは程よい混み具合。気持ち良く汗を流してスッキリ。
　さらには、夫の趣味でキアヌ・リーブス演じる元殺し屋の映画を観てきた。映画を観たのも久しぶりだ。さすがにR15+、一体何人殺されたのやら・・・こちらまであちこち痛くなるようなストーリー。いささか疲れたが、買い物を済ませた帰途、学園祭のラストを飾る打ち上げ花火を見ることも出来た。

　というわけで、これぞ我が家の祝日！という、あれもありこれもありの1日を過ごすことが出来て、大分元気になった。
　色々思うことはあるけれど、いつまでもグズグズとネガティヴ・ループにハマっていても仕方ない。こうして心に栄養を与えることが出来る祝日がタイミングよく来てくれて有難かった。

　今月初めてのお花はビタミンカラー・オレンジ色の蕾を沢山つけたLAリリーが3本、黄色いソリダコが2本、レザーファン。花言葉はそれぞれ「威厳」、「永遠の少年」だという。
　お花を活けながらまた明日から気持ち新たに頑張りすぎずに頑張ろうと思う。