おはようございます。生き生き箕面通信2497(151102)をお届けします。
・パグウォッシュ会議は、なぜかNHKでも問題にならず
長崎市で昨日11月1日から5日間、パグォッシュ会議が開かれました。ところが、NHKも読売新聞も、全く報じられません。世界の科学者が、核廃絶について今回も36か国から約200人が参加しているのですが、まったく日本のマスメディアは冷淡です。
もっとも、アメリカのアニタ・フリード米国務省軍縮局首席国務次官補代理は、「人道的な問題と安全保障の問題の両方が重要」と訴えるだけで、結局、あまり話題性に富まないからでもあります。
最初、アインシュタイン、あるいはキューリー夫人らのノーベル賞学者が趣意書を出す段階で集めたときにくらべると、いまは政府がからんでなかなか進みません。それにしても、日本はなんとかこの会議でも持ち直すように努めるべきではありませんか。
もちろん、日本の政府がダメなこともよく知られているとおりです。それを、よく承知の上で、少しでも頑張るようにすべきです。
11月5日後、どんな「長崎宣言」を出すのか、よ~く見てみましょう。